Inter BEE 2026 幕張メッセ:11月18日(水)~20日(金) Inter BEE 2026 幕張メッセ:11月18日(水)~20日(金)

キャプション
Special 2026.08.17 UP

【テレビ朝日】ファンド規模50億円「EXイノベーションファンド」で狙うエンタメ・コンテンツの拡大と新領域探索

IMG

テレビ朝日(EX)は、2026年から2029年にかけた中期経営計画において、「TOKYO DREAM PARK」の開業やAbemaTVとの連携強化、AIを活用したコンテンツ・ビジネス開発など5つのキーストラテジーを掲げている。
その成長戦略の中核的役割を担うべく、2025年7月に立ち上がったのが独立系投資ファンドのシンプレクス・キャピタル・インベストメントと共同運用するファンド規模50億円の「EXイノベーションファンド」だ。CVCとしては珍しくリード出資にも積極的に対応する柔軟な体制で、スタートアップとの共創を急速に推進している。

当レポートでは、株式会社テレビ朝日 CVC担当 藤森 一樹氏によるスタートアップ向けリバース・ピッチの内容を「テレビ朝日のフォーカス領域」「実績」「出会いたいスタートアップ像」の3要素を抽出・整理して解説する。

1. フォーカス領域

投資および共創の基軸は「エンタメ・メディア・コンテンツ領域」「周辺テクノロジー・AI」「新領域の開拓」の3点に集約される。

① エンタメ・メディア・コンテンツ領域(既存事業の成長加速)
本業である映像、アニメ、出版、ゲーム、リアルコンテンツなどのIP創出や、それをいかにビジネス化(マネタイズ)していくかの周辺領域を強化する。さらに、ショートフィルム、ショートアニメ、ショートドラマといった次世代の新しいコンテンツ体験創出にも注力する。

② 周辺テクノロジー・AI・データ基盤
コンテンツ創出やビジネス開発の基盤となる生成AI技術、データ活用技術などの最新テクノロジーを持つ企業との連携を進める。

③ 新領域の開拓(未開拓テーマの探索)
テレビ朝日がまだアプローチできていない幅広いエンターテインメント領域や、次世代のライフスタイルに関わるイノベーション領域を幅広く探索する。

2. 主な実績

過去の本体直接投資(BS投資)から、50億円規模のCVCファンド設立へと連続的な投資体制へシフトし、幅広いフェーズのスタートアップに出資を行っている。

・「SAMANSA」への出資
ショートフィルム専門の動画配信プラットフォームを展開するスタートアップへ出資・共創を展開。

・「CELLORB」への出資
eスポーツ領域で先進的な事業を展開する企業と連携し、新しいエンタメ領域を開拓。

・「ネコノメ」への出資
ゲーム開発を行うスタートアップへの出資・支援を実施。

・過去のBS投資実績(STYLY、BRAVE GROUP等)
XR/メタバースプラットフォームのSTYLYや、VTuber・IP事業を展開するBRAVE GROUPなどへの出資実績を背景に、CVC立ち上げ後も幅広いアライアンスを継続。

3. 出会いたいスタートアップ像

テレビ朝日が共創および出資パートナーとして期待するスタートアップの像は以下の通りだ。

・エンタメ・IPビジネスを拡張するスタートアップ
アニメ、ゲーム、映像、出版、リアルコンテンツ、ショートコンテンツなど、新たなIPの創出や流通、マネタイズ手法を持つ企業。

・AI・データ・基盤テクノロジーを保有するイノベーター
コンテンツ制作の効率化、新しい視聴体験の創出、データ分析など、エンタメの基盤を刷新するAI技術やテクノロジーを持つ企業。

・上場を見据えた成長志向の高いミドル〜アーリーステージの企業
ファンドの共同運用パートナーであるシンプレクス・キャピタル・インベストメントの知見を活かし、コンテンツ業界の知見共有だけでなく、IPO前後の経営支援やIR支援まで見据えて共に成長できるパートナーを求めている。

プロデューサー西村の一言:

テレビ朝日のCVC「EXイノベーションファンド」の最大の強みは、50億円というファンド規模に加え、シンプレクスとの二人組合によって「リード出資対応」や「IPO前後の本格的な経営・IR支援」まで提供できる点にある。

自社アセットを活用したPoCや知見共有にとどまらず、上場を目指して事業を急成長させたいエンタメ・AI領域のスタートアップにとって、非常に心強いパートナーとなるだろう。興味を持った方はぜひ応募してほしい。

【お申込み方法】
ご視聴の上、スタートアップピッチへの参加をご希望の方は、
下記お問い合わせフォームよりご連絡頂くようお願い致します。
≫https://www.inter-bee.com/ja/contact_exhibitor/

  1. 記事一覧へ