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2025.11.14 UP
【INTER BEE MEDIA Biz】企画セッション「一周まわってテレビ~コンテンツ価値創造の現在地と未来」事前レポート
「一周まわってテレビ」とは奥律哉氏が2010年代から唱えている、テレビと人との新しい関係をとらえた言葉だ。放送を視聴するデバイスとしてのテレビが、配信サービスの普及によりスマホ視聴を経て”一周まわって”テレビに回帰し新たな価値を持つようになることを予言していた。コロナ禍が明けて人びとにとってのテレビは多様な使い方をされるようになり、まさにこの言葉通りに定着している。INTER BEE MEDIA Bizの「一周まわってテレビ~コンテンツ価値創造の現在地と未来」は、恒例となった奥氏がモデレーターを務める企画で、3人の登壇者が「一周まわってテレビ」をキーワードにコンテンツ価値の現在地を確認し、未来へも視点を向けるセッションだ。登壇するのは、青山学院大学教授の内山隆氏、関西テレビ・コンテンツビジネス局の竹内伸幸氏、そしてビデオリサーチ・新規ビジネス開発グループの松岡逸美氏だ。テレビコンテンツが配信でも流通するようになったいま、その価値はどう高まっているのかを、視聴データも紐解きながら議論する。本稿ではその事前打合せの様子をお届けしたい。