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Special 2025.05.27 UP

【静岡放送】富士山のふもとから、グローバル×地域×ウェルビーイングの共創へ【スタートアップリバースピッチ】

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静岡放送が立ち上げたFujiyama Bridge Lab(フジヤマブリッジラボ FBL)は、
地方メディア発のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)として、静岡から世界に向けてスタートアップとの共創を加速している。
出資はシリコンバレー拠点のWiL(World Innovation Lab)との連携により、国内外のファンドへの投資を実行、スタートアップとの協業・投資を模索している。ウェルビーイング、エイジテック、ライフスタイル、スポーツなど、多様なテーマにまたがるグローバルCVCであると同時に、静岡県の社会課題にフォーカスした「社会変革型CVC」の顔も併せ持つ。

「地域課題の解決とグローバル展開は、両立できる。メディアはその架け橋になれる。
静岡から、次のイノベーションの火をともしたい」と語る静岡放送/Fujiyama Bridge Lab 萩原氏はスタートアップにとってのFBLの魅力を以下のように伝える。


スタートアップにとってのFujiyama Bridge Labの魅力

・ウェルビーイングへの注力
静岡県は「ウェルビーイング先進県」を目指す自治体方針を掲げており、Fujiyama Bridge Labはその政策に沿ったビジネスを進めている。ウェルビーイングに貢献するスタートアップにとっては、地域実装の足がかりとして理想的な環境が整っている。

・45万世帯への直送ネットワーク静岡新聞の販売店網を活用し、高齢者向けサービスや地域密着プロダクトの実証・展開が可能。

・独自の健康増進リソース
静岡放送グループ内には人間ドックなどを扱う健診センター(静岡健康増進センター)もあり、ヘルステックやウェルネステック系スタートアップとの連携余地が広がる。
・データ・広告の活用支援
メディア企業として、読者・視聴者データの提供やクライアント企業との販促支援も実施可能。

ースタートアップ共創例ー

・高齢者向け生活支援/介護DX/予防医療
・地域交通や移動課題の解決
・観光×地域行政の連携プロジェクト
・若年層向けサービスの拡張(例:新聞では届かない層へのリーチ)
・地方からのグローバル展開(英語対応、コンテンツ発信など)

リバースピッチ動画はシリコンバレーから届いた。
富士山の麓とシリコンバレーをつなぐ萩原氏 / Fujiyama Bridge Labこそローカル to グローバル、グローカルな活動をしているスタートアップにとっては嬉しい架け橋となるだろう。

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