Inter BEE 2020 Online 11.18(Wed.)-20(Fri.)

キャプション
ICT/クロスメディア 2019.11.08 UP

【Inter BEE 2019】エムアイシー・アソシエーツ 映像制作現場のストレージの悩みを解決するTiger Technology社の仮想ストレージソリューションをデモ

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 エムアイシー・アソシエーツは、11月13日(水)から15日(金)までの3日間、Inter BEE 2019に出展し、ブルガリアTiger Technology社のストレージ管理ソリューションの最新版を展示する。ブースは大きく2つに分けて、階層化ストレージ機能を提供する「Tiger Bridge」と、ストレージのアクセス管理機能を提供する「Tiger Spaces」の最新機能を、ポスター展示とデモで紹介する(ICT/クロスメディア部門 / ホール8 / 小間番号8102)。

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4K/8Kの大容量データ保存先を柔軟に確保

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Tiger Technology社のTiger Bridgeを利用したワークフローのイメージ。ユーザーやアプリケーションからはクラウドやローカルの複数のストレージを単一の環境のように扱える

 Tiger Bridgeは、階層化ストレージ機能を提供するミドルウエア。安全でかつグローバルにアクセスが可能なストレージ管理システムの構築が可能で、Inter BEE 2019には最新版の「Tiger Bridge 3.5.3」を展示する。

 Tiger Bridgeでは、ソースデバイスとなるローカルストレージとアーカイブ用のターゲットストレージの階層構造を構成する。ソースデバイスがWindowsのNTFSのファイルシステムであることが必要であるが、ターゲットストレージはMicrosoft Azure、Amazon Web Services(AWS)、Wasabi などのクラウド、NAS、DAS、LTFSテープドライブなどを自在に組み合わせて、大容量の仮想的なストレージベースを構築できる。

 エムアイシー・アソシエーツ 技術営業部 アカウントマネージャーの鳥越亜紀子氏は「Tiger Bridge により、ユーザーは、既存のローカルストレージのデータを適切な場所に適切なタイミングで保存することができるほか、NTFS の容量制限を超える大容量ストレージ空間を構成することが可能になる」と効果を説明する。
 実際、4K/8Kコンテンツの制作現場では、プロジェクトで利用するための高速なストレージとして、ローカルにSSDを採用することが多い。一方で、SSDは高価であり大容量SSDをローカル環境に設置することはコスト面から課題が残る。そうした際に「Tiger Bridgeを導入すると、第一階層としてソースデバイスとして高速なSSDを使い、第二階層のターゲットストレージとしてクラウドやハードディスクを用いたローカルストレージなどを組み合わせた仮想ストレージベースが構築できる」(鳥越氏)。

Tiger Bridgeのポリシーの設定により、頻繁にアクセスするデータはSSDに格納し、アクセス頻度が低いデータはクラウドなどに格納して必要に応じて呼び出すといったストレージ管理が、自動的に行える点も特徴である。ユーザーからすると、第一階層のSSDにアクセスするだけで、第二階層のストレージも含めた大容量のストレージを自由に活用できる。

 Inter BEEでは、実際にTiger Bridgeの納入先のユーザーの利用事例を用いてデモを行い、現場での活用イメージを体感できる。

レプリケーションで重要データのBCP対策

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Tiger Bridgeのロゴ

 階層化するティアリング機能だけでなく、Tiger Bridgeはストレージのデータを複製するレプリケーション機能も備える。レプリケーションにより、ローカルのストレージの内容をクラウドやテープドライブなどにバックアップすることで、BCP(事業継続計画)対策などへの応用も可能だ。

 最新のTiger Bridge 3.5.3では、アーカイブシステムの充実を図った。例えば「第二階層にテープドライブによるテープライブラリを採用しているときも、ソースデバイス側で編集やフォルダの増設などを行った結果を、整合性を取りながらテープライブラリに反映することができる」(鳥越氏)。

 テープライブラリを利用していると、重複したデータが複数出来上がって管理が難しいということが起こるが、最新版のTiger Bridgeを利用することでストレージのスペース効率を高めながら統一した管理が可能になる。

ユーザーごとのアクセス権を現場で手軽に管理

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Tiger Spacesのロゴ

 もう1つの柱となる展示が、プロジェクトとアクセスユーザー管理やAvid ビンロックに対応可能なTiger Spacesのデモンストレーション。Tiger Spacesは大きなストレージエリアに対して、プロジェクト内のファイルのストレージ管理や、ユーザーのアクセス管理を行う。WindowsシステムのActive Directoryのように、ストレージベースに対してストレージ管理、アクセス管理を容易に実現できる。

大きなストレージを利用するポストプロダクションで他のプロジェクトのデータに対するアクセス管理を適切に管理したり、多くのデータを利用する3Dの制作で不用意に触ってはいけないファイルを操作しまうことを防いだりといった活用法で効果を発揮する。ブースではTiger Spacesも実際の導入事例を元にしたデモンストレーションを行い、有効性を訴求する。

 会場では、Windows、Macintosh、Linux のマルチユーザー環境で4K/8K 編集システムに対応したSAN/IP-SAN 管理ミドルウエアの「Tiger Store」、保存されているデータを維持したままストレージスペースを仮想的にプール化させたり、切り離したりするができる「Tiger Pool」も展示・デモする。Inter BEEでは、「映像業界においてストレージのスペースに課題を感じているような来場者に対して、Windowsベースの機器で動くTiger Technologyのミドルウエアによる解決策を提案していきたい」(鳥越氏)という。

◆Inter BEE 2019 開催概要◆

■会期:2019年11月13日(水)~11月15日(金)〔3日間〕
■展示時間:11月13日(水)・14日(木)10:00-17:30/15日(金)10:00-17:00
■会場:幕張メッセ(展示ホール1~8、イベントホール、国際会議場)千葉市美浜区中瀬2-1
■入場:無料(登録制)
■主催:一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
■後援:総務省、経済産業省(建制順)
NHK、一般社団法人日本民間放送連盟、一般社団法人電波産業会(順不同)

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