Inter BEE 2020 Online 11.18(Wed.)-20(Fri.)

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プロオーディオ 2019.11.12 UP

【Inter BEE 2019】ルミネックスジャパン イーサネットスイッチ「GigaCore」用ネットワーク管理ソフト「Araneo」など、AV機器IP接続用の各種最新装置を出展 オタリテックの協力でリーデル製インカム向けの相互光ファイバー接続も実施

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オーディオ・ビジュアル向けイーサネットスイッチ「GigaCore」用のネットワーク管理ソフトウェア「Araneo」の画面

 ルミネックスジャパンは、11月13日(水)から15日(金)までの3日間、幕張メッセで開催されるInter BEE 2019に出展し、AV Network Made Easy (オーディオ・ビジュアルネットワークを簡単に)をテーマに、オーディオ・ビジュアル向け新製品を展示する(プロオーディオ部門 / ホール1 / 小間番号1404)
 ネットワーク管理ソフトウェア「Araneo」とオーディオ・ビジュアル向けイーサネットスイッチ「GigaCore」を中心に、以下の製品を出展する。

○オーディオ・ビジュアル向けイーサネットスイッチ「GigaCore (ギガコア)」
○新製品、ネットワーク管理ソフトウェア「Araneo (アラネオ)」
○新製品、Ethernet-DMXコンバーター「LumiNode (ルミノード)」
○DMX/RDMスプリッター「LumiSplit (ルミスプリット)」

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業界標準プロトコルに対応したAV専用イーサネットスイッチ

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イーサネットスイッチ「GigaCore」

 同社のイーサネットスイッチ「GigaCore」はAVプロフェッショナル向けにデザインされており、ネットワークの作業を最小限にし、より多くの時間をオーディオ・ビジュアルの作業にかけることができるように工夫されている。あらかじめ、オーディオ・ビジュアル向けに、Dante、AES67、ArtNet、sACNなど、すべての業界標準プロトコルに対応しているというAV専用イーサネットスイッチならではの特徴を持つ。

 いわゆる汎用のイーサネットスイッチではコマンド入力による設定が主流なためITの深い知識が要求されるが、「GigaCore」では、GUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)上でのクリックが中心なのでスイッチの設定がわかりやすくて簡単である。

 接続LANコネクターには、NEUTRIK(ノイトリック)のイーサコン(RJ45コネクターにも対応)を採用することで、高い強度を持ち、ライブツアーなどの厳しい現場環境に耐える堅牢な構造になっている。 光ファイバー、銅線ケーブルの両方に対応し、光ファイバーでは最大2km以上の長距離接続も可能。ギガビットで高速伝送と、光ファイバーで長距離伝送に対応し、様々なIP伝送のニーズに対応する。

 万が一の障害に対応できるような冗長化が、スイッチ間接続と電源の両方で可能である。スイッチ間接続の冗長化は、各スイッチ間のケーブルを二重に接続するだけで自動的に設定される。通信中の接続がなんらかの障害でつながらなくなった場合、通信が途切れることなく自動的にバックアップの接続に切り替わる。また、電源の冗長化では主電源が故障した場合、即時にバックアップ電源ユニットによる電源供給がなされる。

 ルミネックス 営業担当の齋藤貴氏はGigaCoreの特徴について、次のように話す。
 「GigaCoreスイッチは、すでに多くの利用実績を持ち、オーディオ・ビジュアル機器のイーサネット接続では定番製品ともいえます。ライブ環境を守るためのさまざまな装備がなされているのがGigaCoreの特徴です。当社があえてAV専用のIP接続機器を開発しているのは、AV業界のエンジニアやクリエイターの方に、ITの深い知識がなくても機器の接続を簡単にしていただくことで、しかも障害の不安なく、安心して利用してもらいたいと考えているからです。機器接続の不安をなくし、簡単に接続してもらうことで、クリエイティブに集中してもらいたいというのがルミネックスの考えです」

ネットワークのビジュアル化で簡単にスイッチの監視、設定が可能

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ネットワーク管理ソフト「Araneo」GUIでスイッチの設定も簡単に色分け管理ができる

 「Araneo」は、「GigaCore」スイッチ用のネットワーク管理ソフトの新製品。イーサネットスイッチのネットワークを一つのGUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)で可視化し、様々な情報を表示することでネットワークの一括監視を可能にする。また、表示させたい情報をクリックして選択することで、ネットワーク全体からポートまで、リアルタイムの状況が視覚的にわかる。
 監視の他にスイッチの設定も可能。例えば、画面上で複数のGigaCoreスイッチのグループ(VLAN)設定ができるため、ネットワークを接続図で俯瞰しながら、各ポートの接続先を確認しつつ、まとめてグループ(VLAN)設定ができる。オーディオ、照明など、グループごとに色分けができるため、直感的な操作が可能だ。

多種プロトコル間のコンバートが可能な照明向けEthernet-DMXコンバーター

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照明向けEthernet-DMXコンバーターの新製品「LumiNode(ルミノード)」

 照明向けEthernet-DMXコンバーターの新製品「LumiNode(ルミノード)」は、今後、IP-IP間のコンバートが主流になる状況の到来へ向けた新商品。
 DMXポートの数を上回るプロセッシングエンジンを搭載し、DMX-IP間のみならず、IP-IP間の変換、各マージ等、多彩で数多くのタスクを同時並行で行える。
 グラフィカルなシンプルで直感的にわかりやすいユーザーインターフェースや、遠隔監視、管理を実現するRDM対応で、作業量を大幅に削減できる。
 堅牢な構造でポータブル、壁、トラス、ラック設置タイプなど、幅広いラインナップがある。
             

最大320台の照明機材にDMXプロトコルを伝送できるスプリッター

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最大320台の照明機材にMXプロトコルを伝送できるスプリッター「LumiSplit」(下段は背面)

 「LumiSplit」は1台当たり最大320台の照明機材にDMXプロトコルを伝送できるスプリッター。1Uの小型サイズで、遠隔操作・監視のRDMプロトコルの伝送にも対応。ゾーン単位、ポート単位のRDMフィルタリングに対応し、RDM非対応の機材が混在する環境でも利用可能。
 各入力(ゾーン)に対して出力ポートを自由に割り当てることができるため、柔軟な構成が可能。マージやバックアップ等の異なるオペレーションにも対応しており、各DMXポートはオプティカルとガルバニックアイソレーションでフルアイソレーションされ、パワーサージからデバイスを保護する。

ユーザー向けIP接続セミナーに意欲

 Inter BEEのブースでは、Araneoを含めたすべての展示製品は係員がPC上で実際の操作画面のご説明を行いながらデモを行うことができる。会場ではまた、オタリテックのブースと光ファイバーケーブルで接続し、オタリテックが取り扱うリーデルのインカム製品向けの接続を確認できる。

 ルミネックスジャパンは現在、販売パートナー会社に向け、IP接続等に関する体系的な情報を提供するトレーニングを実施している。齋藤氏は「トレーニングの対象を今後、利用者にも広げていきたい」と話す。「ルミネックスとしては、IP接続についての知識のエバンジェリスト(伝道師)として、より多くの機器のIP接続を推進したいと考えています。来年以降ですが、ユーザー向けのトレーニングを進めていきたいと考えています」(齋藤氏)

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