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ICT/クロスメディア 2020.02.05 UP

【NEWS】メディアキャスト 防災行政無線連携システムを発売 テレビ画面への強制表示とスマホへのプッシュ通知を連携

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システムのイメージ

 メディアキャストは2月4日、各自治体などが発信する防災行政無線と、テレビのデータ放送、スマートフォンと連携する「防災行政無線連携システム」を発売すると発表した。
 複数の防災行政無線の音声を、ケーブルテレビのコミュニティチャンネルなどのデータ放送に送出する。これにより、視聴者は、明瞭な音声で、何度でも繰り返し防災情報を聞くことができる。スマホアプリにも同時自動配信できるため、停電時や外出時にも強制プッシュ通知で情報伝達する。

防災行政無線の内容をテレビ画面へ強制表示

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端末でのサービスイメージ

 システムは、メディアキャストが提供するデータ放送設備「DataCaster M3」用に作られており、防災行政無線端末からの音声信号を録音し、DataCaster M3に転送する「音声録音装置」と、DataCaster M3からの音声ファイルを再生・出力する「音声再生装置」からなる。DataCaster M3は、国内100ケーブルテレビ局に導入されている。

 これにより防災行政無線の内容をテレビ画面へ強制表示し、視聴者へ注意喚起と発報告知する。複数地域の防災行政無線と同時連携が可能で、広範囲の地域をカバーするテレビ局でも、地域ごとの情報を提供できる。既存のデータ放送システムとの連携も容易で、自主放送設備側でのTSポート増設や、各種放送設備(信号発火など)の追加は不要。

 集合住宅の高層化や建築構造の密閉化などにより、 屋外スピーカーによる防災無線を用いた緊急避難情報は聞こえにくいという指摘があったため、地域に密着したケーブルテレビのコミュニティチャンネルのデータ放送による「緊急情報」、「避難勧告」、「避難指示」などの防災行政無線を聞けるようにする取り組みが各地で行われている。

 メディアキャストは、統合型データ放送ソリューション「DataCaster M3」を導入している全国100局以上のケーブルテレビ局向けに、2020年2月から販売を開始し、同3月末に出荷開始予定。

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