Inter BEE 2019

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Special 2019.10.31 UP

【DCEXPO特別企画】「東雲めぐトークショー」事前レポート

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インタビュー中のPC画面。左上が三上氏、左下が東雲めぐさん、右下が筆者。

プロジェクターで映し出されたPC画面にキュートな女の子が登場。筆者が「こんにちは」と呼びかけると「はじめまして」と女子高生の可愛い声が画面から聞こえる。そんな前代未聞のやり方でインタビューが始まった。これはINTER BEE IGNITIONのオープンステージで11月14日16:15から開催予定のセッション「東雲めぐトークショー」についての取材風景だ。Vtuberとしても活動する高校生・東雲めぐさんのお話を画面を通してお聞きした。このセッションは、InterBEEと同時開催のデジタルコンテンツEXPO2019の連携企画として、東雲めぐさんと彼女をプロデュースするGugenkaの三上昌史氏に登壇していただくもの。当日はデジタルコンテンツEXPO公式リポーターであるタレント・声優の有野いくさんが二人に聞くのだが、有野さんの登場は当日のお楽しみとして、東雲さんと三上氏に筆者が話を聞いた。その様子をレポートしよう。
(コピーライター/メディアコンサルタント 境治)

毎朝1,000人を集めてコミュニケーションする東雲めぐさん

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東雲めぐさんはVtuberとして活動する際はアバターを通してコミュニケーションする。声は女の子の肉声なので、画面を通してやりとりしていると、アバターという感覚は薄れていく。
めぐさんが活動を始めたのは昨年の春で、もう一年半になる。主にSHOWROOMで活動しており、毎朝7時30分からSHOWROOM上で1,000人ほどのファンが集まる中、様々にコミュニケーションをする。その時々で天気予報をしたり出来事について話したり、やることは様々。時には参加者と言葉を交わしたりしながら“学校に行く前の時間”をファンたちと過ごすのが日課なのだそうだ。毎朝共に過ごすことで、ファンたちにとってはアイドルを超えた本当の同級生のような存在なのではないだろうか。

バーチャルだからこそ新しいエンタテイメントが開拓できる

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東雲めぐさんをプロデュースするGugenkaは株式会社シーエスレポーターズの社内チームとしてVR/AR/MRのデジタルコンテンツの活用に取り組んでいる。VRコンテンツを開発する意義はどんな点にあるのか、Gugenkaの三上氏はこう言う。「バーチャルだからこそできるエンタテイメントを追求しています。VR空間なら物理的な距離を気にせず見てもらえます。これまで都内でイベントをやると地方の方は見るのが大変でしたが、バーチャルなら日本中で楽しんでもらえる。海外の人にも見てもらえます。」東雲めぐさんにも海外のファンは多い。「中国語でコメントが来たり、私の動画を中国の方が翻訳して紹介してくれたりするんです」と、彼女もグローバルな交流を楽しんでいる様子だ。
5Gはじめ技術の進化で、VRの表現力もさらに伸びるのだろうか。「いますでに、エンタメだけでなく業務にも活用されていて、例えば採用活動をVRで行うところもあります。これからもっと進化するでしょう。」と三上氏は言う。「東雲めぐは先日セブンイレブンのバーチャル店舗の店員をやりましたが、近い将来、VR店舗で実際に物を購入できるようになります。スマホの次の段階として、アバターをみんなが持ちバーチャル上で生活したり、働くこともできるようになるでしょう。」これを受けてめぐさんが「VRで結婚式をやった人もいますよ!」と教えてくれた。我々が思うより、VRの世界はすでに進化している。
最後に来場者に向けたメッセージを聞くと、「InterBEEのセッションでは、VTuberを楽しんでいただくだけでなく、VRで生活がどう変わるか、そこにどんなビジネスチャンスがあるかなど、何かのヒントにしてもらえればいいなと考えています。」と三上氏。めぐさんは「平日の朝、毎日配信してますので見てください!SHOWROOMとVoicyのラジオ配信を週替わりでやっていて、11月4日の週はVoicyでラジオ配信やってます!」とのことだ。
11月14日当日も、東雲めぐさんはスクリーン上での登壇となる。InterBEE史上珍しいセッションとなりそうだ。ご興味ある方は是非、下記関連URLから聴講予約してほしい。もちろん事前に一足先に配信上でめぐさんに会っておくのもいいだろう!

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