Inter BEE 2019

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ICT/クロスメディア 2019.09.06 UP

【NEWS】NTT MLBと提携 秋のポストシーズンで12Kの超ワイド画像によるライブビューイングを提供 

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NTTのR&D技術「Kirari!」は 『情報の収集・加工』 『リアルタイム同期伝送』 『演出・再現』 を実現する技術集合。MLBに提供する12Kのライブビューイングでこの技術を用いる

 NTTは9月4日、米国のプロ野球リーグであるMajor League Baseball(以下、MLB)と複数年のパートナーシップ契約を締結したと発表した。同日、ニューヨークのMLB本社において、MLBのRobert D. Manfredコミッショナーと澤田純 NTT社長が共同会見で発表した。日本のIT企業がMLBとパートナーシップを締結するのはNTTが初めて。今回の提携でNTTは、12Kの超ワイド画像によるライブビューイングを提供するほか、MLBが提供する試合中継のライブ映像で冠スポンサーとしてブランドの向上を図る。12Kの超ワイド画像によるライブビューイングには、NTTのUltra Reality Viewing(URV)技術が用いられている。

NTTの先端技術を駆使したライブビューイングを提供

 NTTは、今回のパートナーシップ契約を通じ、次世代の野球観戦体験の実現に向け、最新テクノロジーの導入を検討していくという。両者が協力し、NTTの先端技術「Ultra Reality Viewing(URV)」などをMLBファンに提供していく。MLBの公式ライブビューイングと位置づけており、複数の4Kカメラ画像をリアルタイムで12Kなどの超ワイド画像に結合し、高い臨場感を体験できる。「Official MLB Fan Experience Partner for Ultra Reality Viewing」と呼び、今秋のポストシーズンゲームで実施する予定。

MLB Networkの冠スポンサーに

 今回の提携ではまた、MLB放送チャネル「MLB Network」の放送システムの冠スポンサーとなり、MLBが運営するテレビ、ウェブ、スマートフォンアプリやSNSなどを通じてNTTのブランド向上を図る。
 具体的には「MLB Network」の、試合前後の選手の生インタビューなどのコンテンツに「NTT Ballpark Cam」のロゴを入れる。全30のMLBクラブチーム球場のフィールドとダッグアウトに設置されたカメラの映像が、ニュージャージー州のMLBスタジオで制御するカメラネットワークから放映される。

Ultra Reality Viewing技術

 12Kの超ワイド画像によるライブビューイングには、NTTのUltra Reality Viewing(URV)技術が用いられている。通常のカメラでは撮影できない広視野角、高精細の映像をリアルタイムに生成・伝送することで、観客はスポーツコンテンツをスタジアムやフィールドで観戦しているかのような臨場感で視聴できる。NTTのR&D技術「Kirari!」を基に開発しており、すでに日本で導入実績を重ねている。

【NTTグループはInter BEE 2019に出展します】

NTTグループは、11月13日(水)から15日(金)まで、幕張メッセで開催するInter BEE 2019(映像制作/放送関連機材部門 / ホール4 / 小間番号4401) に出展します。

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