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映像制作/放送関連機材 2021.09.02 UP

【NEWS】パナソニック ルミックス フルサイズミラーレス Sシリーズ用 F1.8単焦点レンズ「S-S24」を9月22日に発売

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パナソニックは9月1日、ルミックス フルサイズミラーレス Sシリーズ用のF1.8単焦点シリーズの新製品「S-S24」を9月22日に発売すると発表した。ライカカメラ社が開発したLマウントを採用。大口径広角単焦点レンズとして、背景をとりいれた広角ポートレートから、遠近感を生かした風景写真、スナップショット、低照度時の撮影まで幅広い活用が可能。ボディのサイズ感にあわせ、小型・軽量で描写性能が高く、優れた操作性を実現している。

■11群12枚のレンズ構成 非球面レンズ3枚採用などにより高い解像性能を実現

F1.8単焦点シリーズ全体で描写性能を統一することにより、カットごとの差異が少なく、一貫した描写を保つことができる。レンズ構成は11群12枚で球面収差やコマ収差を抑える非球面レンズを3枚採用し、高い解像性能を実現している。
さらにUED(Ultra Extra-Low Dispersion/特殊低分散)レンズを採用。蛍石に近い性能により、プリズムの色分散作用を抑えて軸上色収差を良好に補正することで、撮影領域全域において画面隅々まで鮮鋭性に優れた撮影ができる。

■リニアモーターとインナーフォーカスを採用し高速・高精度AF、動画撮影時のフォーカス音の静粛性を実現

リニアモーターとインナーフォーカスを採用し、動体に追従する高速・高精度なAF性能とAF動作時の静粛性を両立している。動画撮影時では、静粛なフォーカス駆動により、駆動音を気にせずに撮影ができ、ポストプロダクション作業の短縮化を図っている。また、フォーカシング時のピント位置の移動で画角が変化するブリージング現象を抑制し、自然な動画撮影が可能。
絞りマイクロステップ制御により、輝度変化の大きいシーンでも絞り値を細かく制御することで、なめらかな露出変化を実現している。

■F1.8シリーズ共通のサイズと操作性を実現

F1.8単焦点シリーズは、サイズの統一とほぼ同じ重心バランスを実現しており、ジンバルやドローンを活用した動画撮影において、レンズ交換時のバランス調整の負担を軽減している。これにより、時間が限られた撮影でもスムーズなオペレー書んと効率的なワークフローを実現している。
サイズの統一によってシリーズ共通のホールディング性を持ち、スイッチの配置やフォーカスリングの位置、トルクを統一することによる操作性、利便性を実現。
防塵防滴、耐低温仕様で、幅広い撮影シーンをサポートする。

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