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映像制作/放送関連機材 2021.12.22 UP

【NEWS】ソニー デザイン部門設立60周年を記念した展示会を京都で開催 「2022年のリアル」と「2050年のありうる未来」を展示

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ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、同社のデザイン部門であるクリエイティブセンターの設立 60 周年を記念した『ONE DAY, 2022/2050 Sci-Fi Prototyping』展を、京都のロームシアター京都で開催する。京都市岡崎地域で開催される「KYOTO STEAM-世界文化交流 祭-」の一環としての開催となる。開催期間は12月18日から1月9日まで(12月27日〜1月1日は休展)。

会場では、デザイナーとエンジニアが、AI ロボティクス領域を中心に、ソニーの最先端技術を詰め込み創り上げた「2022年のリアル」と、デザイナーと SF作家がコラボレーションし、Sci-Fi(サイファイ)プロトタイピングの手法を用いて描き出した「2050 年のありうる未来」を展示する。

■SF作家の創造を企業活動に活用する「Sci-Fiプロトタイピング」

Sci-Fiプロトタイピングは、SFを用いて未来を構想することを起点に、「いま、 これから何をすべきか」を考察していく。SF作家が創造した未来や物語が、企業のビジョンや事業創出、技術開発に活用されるなど世界的に関心を集めている技法。

世界的なパンデミックにより、「未来」を描くことが困難な現状で、この技法とソニーのデザイナーならではのクリエイティブな視座を用いて、よりよい未来の可能性と社会におけるソニーの役割を探求していくという。

最新機器や開発中の製品などによる取り組みを紹介

ソニーは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」という Purpose(存在意義)を掲げ、 多様な事業を展開している。新たな注力領域であるAIロボティクス領域においても、ソニーのデザイナーとエンジニアは日々新たな挑戦に取り組んでいる。

「2022 年のリアル」のエリアでは、自律型エンタテインメントロボット「aibo」やプロフェッショナル向けドローン「Airpeak」、 パフォーマンスやライブなどでアーティストの動きに合わせて移動しながら撮影できる現在研究開発中のカメラロボット、人が生活する環境で人と共存できるガイドロボットなどを紹介する。

SF作家とソニーのデザイナーによる「ありうる未来」を体感

今夏、Ginza Sony Parkで紹介したソニーのデザイナーとSF作家が描いた「2050 年の東京」を本展でも展示する。「WELL-BEING」「HABITAT」「SENSE」「LIFE」の 4つのテーマにもとづき、Sci-Fiプロトタイピングの技法を用いてデザイナーは「デザインプロトタイピング」を、SF作家は「SF短編小説」をつくりだした。

今回展示する「デザインプロトタイピング」は各テーマの世界観に沿ったプロダクトやサービスの提案となる。「SF 短編小説」の世界観を楽しめるトレーラームービーなどを通じて、「ありうる未来」が体感できる(ソニーの商品やサービスとは直接関係ない)。

■『ONE DAY, 2022/2050 Sci-Fi Prototyping』展 概要

○期間:2021年12月18日(土)~2022年1月9日(日) 10:00~18:00 ※12 月 27 日~1 月 1 日は休展
○場所:ロームシアター京都 ノースホール
○料金:入場無料、申込不要

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