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エンターテインメント/ライティング 2021.07.22 UP

【NEWS】プロジェクションマッピングの国際大会12月に日本で開催 ”神宮外苑 絵画館”に作品投影へ

⼀般財団法⼈プロジェクションマッピング協会は7月19日、プロジェクションマッピングの国際コンペティション「1minute Projection Mapping Competition」を12月に日本で開催し、作品エントリーの受付を開始したことを発表した。

■神宮外苑の"絵画館"が投影対象に

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約1分という短い時間でプロジェクションマッピングによる表現を行うもので、濃密な内容を込めた1分間の作品を楽しめる映像イベントとしても評価が高い。今回、プロジェクションマッピングの投影対象となるのは、明治神宮外苑の「聖徳(せいとく)記念絵画館」だ。大正15年(1926年)に建設され、2011年には重要文化財に指定されている。

■テーマは「希望」

毎回、主催者が決めたテーマに会わせた作品を制作する。今回のテーマは「希望」。
プレスリリースでは「『希望』とはこの世を動かす⼒そのものであり、世界的な困難に襲われている今の時代にこそ必要なもの」と位置づけ、「五輪を終えたばかりの東京で、クリエイター達の⽴場から『希望』というテーマを表現し発信する絶好のチャンスととらえ、同じ東京の中⼼でコンペティションを開催することとな」ったと述べている。

■過去最高のエントリー数に

コンペティションには毎回、世界各国のプロからアマチュアを問わず参加可能で、個⼈や学⽣も同じフォーマットの上で映像表現を競う。審査は国内外のアートやプロジェクションマッピングの有識者が担当し、国際的な⽔準で受賞者が決定される。7月1日からエントリーの受付を開始し、現在では約40の国と地域からおよそ100組にのぼるエントリーがあるという。最終的には過去最⾼のエントリー数となることが予想されている。前回(2019年)は神奈川県小田原市の小田原城が投影対象で、43の国と地域から177組がエントリーしている。(上は、2018年大会で、グランプリとオーディエンス賞の二冠に輝いた、中国の李成氏による「The Nine Colored Deer」。優れた映像製作技術に加え、美しいデザインと人の心を動かすような情感溢れる世界を提示した作品。「人の感情へ丁寧にアプローチした作品はこれまであまり例がない」と、審査員からも高い評価を得た)

【概要】

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第9回 プロジェクションマッピング国際⼤会 
【 ⼤会応募・実施概要】
■⼤会名:第9回「1minute Projection Mapping in TOKYO」〜 9th international projection mapping competition in Japan

■ 制作テーマ:希望 / HOPE
■ 企画制作:⼀般 団法⼈プロジェクションマッピング協会
【 ⼤会スケジュール 】
○作品エントリー期間:2021年7⽉1⽇(⽊)〜2021年8⽉25⽇(⽔) 
○⼀次映像審査:2021年9⽉25⽇(⼟)〜
○建物への作品上映:2021年12⽉9⽇(⽊)〜12⽉12⽇(⽇) 
○審査結果発表:2021年12⽉11⽇(⼟)または12⽇(⽇) 
○問い合わせ
 minute Projection Mapping 事務局 03-6416-9496 プロジェクションマッピング協会内 
 

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