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メディア・ソリューション 2019.06.12 UP

【After NAB Show 2019】ユニテックス 非圧縮で12TBの大容量記録が可能なLTO-8テープ対応製品やアーカイブ管理機能搭載スタンドアロン型LTOなどを出展

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USB接続が可能なLTOテープ装置の存在をアピールするユニテックスのブース

 4K/8Kの大容量データや、AI(人工知能)の学習データなど、保存すべきデータが一段と増加する中で、注目を浴びているのがテープを使ったストレージソリューションである。After NAB Show 2019のユニテックスのブースでは、テープ装置を核としたストレージソリューションを紹介していた。

世界で唯一 USB3.0接続対応のLTO-8テープ装置

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右上がUSB3.0接続のLTO-8テープ装置、左がパソコンとディスプレイを内蔵した一体型LTOテープ装置

 展示の中心は、世界で唯一というUSB3.0接続のLTO-8テープ装置の「LT80H USB」。LTO-8は非圧縮で12TBの大容量記録が可能なテープの規格で、安価に長期間の大容量記録が可能になるという。他社製のLTO-8テープ装置は、インターフェイスがSAS(Serial Attached SCSI)で主にサーバーなどと接続することを想定している。一方、LT80H USBは、USB3.0による接続が可能で、パソコンなどと直接つないでストレージとして利用できる柔軟性を持つ。240MB/秒の高速データアクセスも実現している。

LTOスタンドアロンシステムなども展示

 同時に、ストレージソリューションを構成する他の製品シリーズも展示があった。LTOテープ装置とHDD、オプティカルディスクアーカイブなどを組み合わせたアーカイブの管理機能を提供する「UNITEX ArchiveLT」、制御用コンピューターがなくても1台で利用可能なパソコン内蔵型のLTOスタンドアロンシステム「多機能型Dual LTO」などである。同社の説明員は、保存するデータ量が今後も増加傾向にある中で、あらゆる業界でテープによるアーカイブの重要性が増していくとテープによるストレージソリューションへの着目を訴求していた。

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