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Special 2025.05.27 UP

【フジテレビ】フジテレビ清水氏が再定義する「楽しい社会」をスタートアップともに、つくる。今がチャンスだ【スタートアップリバースピッチ】

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「歩くオープンイノベーター」として知られるフジテレビ ビジネス推進局プラットフォーム事業部 兼報道局経済部担当部長 清水俊宏氏は、報道とビジネス、両輪でコンテンツの可能性を拡張する実践者だ。報道番組の責任者としてだけでなく、大学客員教授、YouTuber、スタートアップのメンター、地方創生アンバサダーとして活動し、常に社会とコンテンツの接点を問い続けている。

IVSなどに参加するスタートアップであれば今まで清水氏が取り上げる #シゴトズキ などにお世話になった方も多いだろう。その彼が現在フジテレビが求めるスタートアップ像を教えてくれた。

フジテレビの挑戦:「楽しくなければテレビじゃない」の脱却…だけじゃない

一連の経営再生の中で、フジテレビは「放送法の原点に立ち返る」と宣言している。
それは、テレビの持つ「公共性と責任」を再認識するということ。“楽しい”の本質に立ち返り、つくるべきは“楽しい社会”。そうでなければ、テレビの存在意義はない、そんな覚悟が、今のフジテレビを突き動かしていると清水氏は語る。

政策保有株の売却などにより生み出されるキャッシュを、スタートアップとの共創・DX・新規事業・人的資本に投じる覚悟を示してもいるという。

その額、2500億円規模。この2500億円規模は成長投資に使われるらしい。つまりこれを読んでいるスタートアップの皆さんにも「楽しい社会」を作る覚悟があるのであれば、フジテレビは真剣に向き合ってくれる。

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フジテレビは、今までも「コンテンツの力で楽しいをつくる会社」を作ってきてくれた。
この「楽しい」は、驚き、感動、笑い、発見──視聴者の心を揺さぶる価値をつくるという意味だ。
清水氏はこれまでの事業共創の例として、北斗の拳とニュースの融合企画、ウェブトゥーン×ドラマ連動制作、地方自治体とのデータ連携&物産PRなどをあげる。

フジテレビが スタートアップに求める共創領域

1.コンテンツ共創・IP展開
アニメ・ドラマ・ドキュメンタリー×新技術・新体験(XR、NFT、Web3等)
メディア連動型プロダクト開発(例:冷凍食品×アナウンサー企画)
IPグッズ展開×メタバース連携

2.ソーシャル・インパクト領域
SDGs文脈でのショートムービー/実証実験(例:昆虫スタートアップ「トムシ」)
地方創生×リアル&オンライン施策(観光/移住/特産品販促)

3.スポーツ・音楽・エンタメの再定義
中継テック、自由視点映像
東京アイドルフェスのXR展開
アナウンサーの音声を活用した生成コンテンツやNFT展開
清水氏の熱量に共鳴するスタートアップへ

「私は、才能あるスタートアップの“孔明”になりたい」と『パリピ孔明』にあやかり清水氏は語りかける。3年連続続く当リバースピッチの中でも常にウィットに富んだピッチをしてくれる清水氏は今年は人気コンテンツ『パリピ孔明』を軸にリバースピッチを行う。

フジテレビが求めているのは、「テレビで何かやりたい人」ではない、世界を動かす“楽しい”を一緒につくれるスタートアップだ。ぜひ一緒にフジテレビと次世代の「楽しい」定義を作ってくれるスタートアップを募集したい。

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