Inter BEE 2021

キャプション
Special 2025.05.27 UP

【テレ東】番組を超えて、共に「社会実装」へ。汗をともにかくテレビ東京のスタートアップへのラブコール【スタートアップリバースピッチ】

IMG

「テレビマン=都心で活動する人」というイメージを持っている人がいるとしたら、テレビ東京の林克征氏の取り組みを知れば、その印象はきっと変わるはずだ。
林氏は、番組を起点に社会課題と本気で向き合い、企業・自治体・スタートアップと共に解決の道を探る活動を続けており、全国各地にイノベーションの火を灯している。

「メディアは社会実装のエンジンになれる。
一緒に汗をかけるスタートアップと、本気で取り組みたい」

スタートアップに向けたこの言葉には、現場に根ざした林氏の覚悟と情熱が込められている。
INTER BEEリバースピッチの中で林氏は具体的に2つのプロジェクトを紹介してくれた。


番組 × 実証実験 × 地域活性──テレ東が挑む2つのプロジェクト

1.『Tamariba』(テレビ番組 × 共創プラットフォーム)(田村淳氏 メインMC)
日本IBM・森ビル・DMM・自治体らと連携して、地域創生・教育・社会課題の解決に本気で向き合う共創プロジェクト。
番組放送+イベント+実証実験+実業がセットで動く
地域活性・教育・自然再生・商品開発など複数テーマが進行中
島根県江津市、長野県生坂村などを拠点にリアルな地域課題と向き合う


2. 『ニッポン!こんな未来があるなんて』(加藤浩次氏MC)
森ビルと共に立ち上げた、新規事業・社会課題解決を可視化する番組
大企業×スタートアップの共創事例を深掘りし、毎回ピッチイベントも併催
番組出演者自身が「次に連携したい相手」をリバースピッチするスタイル
「テレビを使って終わるのではなく、番組が共創の“場”になる。これが私たちのメディア戦略です」と林氏は付け加える
上記2つのプロジェクトのうち、現在進行形で特にスタートアップと一緒に動きたいと思っているプロジェクトを林氏は紹介してくれた。

スタートアップを積極募集するプロジェクト①「島根県江津市 × Tamariba」

“東京から一番遠い町”と言われる 島根県江津市のリブランディングプロジェクトをテレビ東京はになっています。人材も派遣し、進めているところからも本気度が伝わるが、すでに無人駅をクラフトビール醸造所に転換(日本初)することや、人材派遣型ふるさと納税 × スタートアップ支援の実践などを行っていることにより内閣府大臣賞/プラチナチャレンジング賞を受賞している。この江津市はテレビ東京が映らないらしいのだが、それでも江津市で「テレビ東京の真剣度」が地域に浸透して行っているという。そのようなテレビ東京が本気で取り組む江津市のプロジェクトでは
現在、以下のスタートアップを積極募集中という
公園活用・観光設計・コミュニティ運営
2次交通の解決策
教育/地域エンゲージメントに関するテック


スタートアップを積極募集するプロジェクト②「長野県生坂村 × Tamariba」
完全オフグリッドな「創造の森」構想を進めている。サステナブル旅アワード受賞のツアー実績などもあるという。この中で実施していきたいのは、生物多様性の回復を数値化・可視化するテクノロジーの活用や、ワインや林業などの6次産業化への支援などである。


現在、以下のスタートアップを積極募集中という
フードテック、環境モニタリング、自然資源管理
教育・観光・自然体験×UXデザイン


テレビ東京は今、「番組」から「共創プラットフォーム」へ進化しています。
「Tamariba」や「ニッポン!こんな未来があるなんて」といった実例を通じて、すでに社会実装の現場で動いている。「どんな分野でも構いません。“地域を変えたい” “教育を変えたい” “自然とつながる未来を作りたい” そんな思いを持つスタートアップと、一緒に汗をかきたいと思っています」そう熱く訴えるテレビ東京林氏のINTER BEE リバースピッチ動画は、見ているこちらの胸が熱くなる。ぜひ、手触り感のある仕事を行いたいスタートアップはテレビ東京林氏がリードするプロジェクトに参画してほしい

IMG
江津市の市民参加型イベントで投票する林氏
  1. 記事一覧へ