2012年の施策
国内唯一、放送、映像、音響、照明の
プロフェッショナルが一同に会すInter BEE
今年48回目の開催を迎えるInter BEEは、国内最大規模 の音と映像と通信のプロフェッショナル展として、広く 放送機器ユーザに認知されています。 年に一度、放送事業者をはじめ、機器メーカや関連 サービス事業社等が一堂に会し、最新機器の情報受 発信にとどまらず、放送や映像に関わる基準やルール などについての意見交換や運用告知の機会としても活 用され、様々なメディアビジネスに関する情報のハブ としての役割も期待されています。
世界の放送ビジネスを支える最先端技術が
Inter BEEに集結
Inter BEEには、世界最高水準にある日本の放送技術が 集結します。 HDやデジタル放送の先鞭をつけた日本の放送技術は、日本国内での地上デジタル放送がスムーズな移行を終えようとする現在においても、長期的な視野での研究開発がつづけられており、各研究機関や機器 メーカがInter BEEで披露する日本のイノベーションは、未来の放送を牽引するものとして、現在も世界のメディア関係者から大きな期待を寄せられています。
映像と照明のクオリティの高いコラボレーションを実演
新たな運用規定を告知したラウドネスサミット東京
2011年基調講演で日本の放送技術との連携の重要性を語るNABスミス会長
NHK永井専務理事・技師長が完全デジタル化後の放送技術を語った2011年基調講演
グローバルなビジネススキームにおいて
重要な役割を担うInter BEE
北米のNAB、欧州のIBC、中国のBIRTV等と並び、世界的 なメディア展示会として位置づけられているInter BEE。 機器メーカのグローバルなビジネススキームにおいて、 4月のNABで新製品を発表し、以降のBIRTVやIBCを 経てユーザのニーズを吸い上げ、様々な調整を加え11月 のInter BEEで最終形としての製品展示が行われており、 次年度の予算確保のプロセスとリンクした実質的な ビジネス活動が展開されています。
アジアのステークホルダーが集う
国際展示会を目指すInter BEE
Inter BEEは、ABU(Asia-Pacific Broadcasting Union)や アジア各地域の放送・メディア関連の展示会や国際会議 とパートナーシップを結び、相互協力による現地ユーザ の来場誘致を積極的に進めており、アジアマーケットへ の足掛かりの機会として、アジアのステークホルダーに アプローチできる国際展示会を目指しています。 出展する日本の機器メーカでは、アジアの各現地法人 を通じてカスタマーを招聘する等、Inter BEEにおいて積 極的な国際ビジネス活動を展開しています。
新製品を発表しグローバルなビジネス活動を展開
海外企業も日本・アジアのマーケットを目指して出展
Inter BEE Seoul Forum(2010年)韓国からの来場者が大幅増
Inter BEE Taipei Forum(2011年)台湾現地でのPR活動を開始
次のメディアビジネスを探る新たな提案と
新規参入が相次ぐInter BEE
前回のInter BEEでは、総務省ホワイトスペース推進会議 の出展やV-Low帯に関するコンファレンス等により、ク ロスメディアの可能性と新たな取り組みが示されました。 デジタル化により放送はインターネットや様々なメ ディアとの連携が可能となり、それに関わる多くの業 界団体やコンソシアムの協力を得て開催するInter BEE には、新しいメーカや事業者が参入し、新しい機器や サービスが紹介され、新しいメディアビジネスを探る 機会として活用されています。
メディアの発展を広げるコンテンツ産業からも
関心を集めるInter BEE
Inter BEEは、経済産業省が推進するJAPAN 国際コン テンツフェスティバル(CoFesta:コ・フェスタ)のオフィ シャルイベントとしての認定を受けたほか、TBS DigiCon6 との協業で実施する「Asia Contents Forum」の定着など、 国内およびアジアのコンテンツ業界からも関心を集め る展示会として進化しています。 今後は、メジャースタジオや第一線のクリエータが集い、 制作技術に関する情報交換や情報発信の機会として 活用される場となることを目指します。
総務省ホワイトスペース推進会議ブース
2011年より新設したクロスメディア部門
Asia Contents Forumで講演する映画監督ギャレス・エドワーズ氏
JAPAN国際コンテンツフェスティバル紹介ステージ