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2024.01.15 UP
【Inter BEE CURATION】戦火のウクライナから映画監督がやってきた!~オレシア・モルフネッツ=イサイェンコ監督が語ったこと~前編
第一回 ずっと故郷を見つめてきた
11月15日。ウクライナの映画監督オレシア・モルフネッツ=イサイェンコさんが来日。
オレシアさんは、ことし世界中で公開され、日本の観客にもつよい衝撃をあたえた力作「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」の監督です。
この作品に心を動かされた「Inter BEE 2023」のクリエイティブ・ディレクター結城崇史さんの尽力で、イサイェンコ監督のはじめての来日が実現しました。
16日には、「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」の上映会がおこなわれ、
17日には、監督をメイン・ゲストに、
「映像の力は社会になにを問いかけるか? そしてその可能性とは?」
というテーマで、フォーラムが開かれました。
結城プロデューサーとわたし(貴志)が対話の相手役をつとめました。
戦時下にもかかわらず、映画人は映画作りをあきらめず、ウクライナの映画館は半数が開いているとききました。ウクライナで、映画づくりに希望を託すオレシアさんは、日本で何を語ったのか。写真や動画をまじえて、貴重なお話の一部をご紹介します。