Inter BEE 2022 幕張メッセ:11月16日(水)~18日(金) オンライン:12月23日(金)まで

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Special 2026.07.15 UP

【Hollywood Report】Anime Expo 2026レポート

鍋 潤太郎 / Inter BEEニュースセンター

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画像:会場はLAコンベンションセンター。

〇はじめに

7月4日にアメリカ独立記念日の連休に合わせた、7月2日(木)~5日(日)の4日間に渡り、ダウンタウンLAのLAコンベンションセンターにて、Anime Expo 2026が開催された。

LAのAnime Expoは、サンディエゴのSan Diego Comic-Con Internationalと並ぶ、アメリカ最大級のアニメ・コンベンションである。今回は、その模様を、筆者独自の視点から、フォト・レポートの形でお届けする事にしよう。

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画像:LAと名古屋は姉妹都市だそう。その距離は5633マイル。

〇世界中から「オタク」がLAに集結する日

英語圏では、アニメ・ファンの事をOtakuと呼ぶ。
これは決してネガティブな言葉ではなく、コアなアニメ・ファンを指す、”栄誉ある呼び名”として定着している。また、経験を積んだOtakuはSenpaiとして尊敬される。
そんな世界中のOtakuが、LAに集結するのが、このAnime Expoなのである。
会場に到着すると、「日本のアニメファンって、こんなに沢山いるのか!」と驚嘆せずにはいられない光景が広がっている。

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画像:世界中から11万人のOtakuが集結。

主催者SPJA(The Society for the Promotion of Japanese Animation )が7月10日付で発表した情報によれば、
・ 約11万人(推定)がレジストレーション
・ 4日間の総計で42万2千人以上のファンが来場
・ 世界65カ国からロサンゼルスへ終結
・ 地元への経済効果は$115ミリオン(現在の為替レートで185億円相当)

という事で、4日間共通チケット及び1日チケットは完全にSOLD OUTという人気ぶりであった。

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画像:チケットは全て売り切れ(SOLD OUT) 公式ページより転載

しかし、この11万人という数字は、驚異的な人数である。
これは東京ドームでの野球開催時のキャパシティー(43,500人)の約2.5倍という事になる。
実は7月3日(金)、コンベンションセンターのキャパシティを大幅に上回る入場者があり、主催者側は一時的に入場制限を実施する事態となったそうだ。

ちなみに、先日の本欄で「SIGGRAPH2026の見どころ」というレポートをさせて頂いた。この中で、筆者の現在の予想では、SIGGRAPH2026の参加者は1万4千人くらいではないだろうかと推察している事を述べた。Anime Expo2026の来場者は、なんとその約7.8倍の規模である(爆笑)

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画像:試しに、過去のSIGGRAPH vs AnimeExpo2026 人口密度比較/同じアングルで撮影してみた。

これだけの人数が集まるので、入場に際しては空港並みの徹底したセキュリティ・チェックがある。
また、コスプレしたファンは手作りの武器を持参する人も少なくないため、会場入り口には「武器持ち込みチェックポイント」が設けられている。

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画像:武器持ち込みのチェックを受ける参加者と、ポーズを取るお茶目な警備員さん。
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画像:会期中、会場周辺はコスプレで埋まる。
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画像:コンベンションセンターのすぐ近くにはメトロのPico駅があり、ダウンタウンLA、リトルトーキョー、ビバリーヒルズ、サンタモニカ、ロングビーチ方面などからのアクセスも便利だ。かく言う筆者も、この日は電車で会場にやって来た。

〇毎年恒例 Production I.G & WIT STUDIOの合同パネル

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画像:クリプト・ドットコム・アリーナは、大勢のI.Gファンで埋め尽くされた。

毎年恒例、Production I.G USAの社長そしてプロデューサーの寺島真樹子氏によるパネル。

昨年まではピーコック・シアターで開催されていたが、今年はなんと、NBAレイカーズの本拠地や著名アーティストのコンサート会場として知られるクリプト・ドットコム・アリーナ(旧ステープルズ・センター)にて開催された。

昨年同様、Production I.G とWIT STUDIOの合同パネルとして開催され、司会&進行&通訳を務めた寺島真樹子氏、Production I.GとWIT STUDIO代表取締役社長を兼任する和田丈嗣氏、Production I.G IPマネジメント部の上田陽子氏、そしてProduction I.G代表取締役会長の石川光久氏が登壇した。

また特別ゲストとして、『進撃の巨人』(Season 1~3)や『ギルティクラウン』などの監督で知られる荒木哲郎氏、『Star Wars: Visions presents - The Ninth Jedi』の神山健治総監督、多田俊介監督、伊藤整プロデューサー、磯部真彩が登壇した。

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画像:Production I.G & WIT STUDIOの合同パネルの様子(画像提供:Production I.G)© Production I.G

パネルの最後のQ&Aは、世界中から訪れたI.Gファンの意見を吸い上げる場としても大きな役割を果たしているようだ。
筆者が毎年このパネルを見ていると、ここで出る質問や要望が、海外マーケティングに反映されていく様子を目の当たりにしてきた。
そう言った世界中のファンの意見やニーズをうまく反映させているからこそ、このような巨大なアリーナでのパネルが実現出来たのではないだろうか。

〇展示会場(Exhibit)

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画像:海外のアニメ・ブームを牽引するCrunchyrollは、巨大なブースを構えていた。
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画像:TOHO animationのブース
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画像:ANIPLEXも大きなブースを構えていた。
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画像:Kinokuniyaでは、ブースを取り囲む行列が出来ていた。
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画像:アメリカでも人気の呪術廻戰。ブースでは、「呪術廻戰 死滅迴游 前編」の設定資料が展示されていた。
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画像:意外と言えば意外、メルカリのブースが。ここでは、グッズ販売が行われていた
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画像:なぜか万博の人気者が。アメリカ人女性から「なにこれ~?かわいい~!」(英語)と意外と好評だった事実はお知らせしておこう。フェスティバックスのブースにて。
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画像:様々なコラボ・ジャケットが並ぶM.RAGEのブースにて
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画像:同じくM.RAGEのブースにて。『頭文字D』はアメリカでも根強いファン多し。
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画像:TMS Entertainmentのブースで、お面を配布する係員さん
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画像:マクロスも健在
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画像:今年はあまりワンピースを見掛けないな…と思っていたら、カードゲームのブースが。
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画像:JR東日本のブースも。20~30代のアメリカ人をターゲットにした、外国人旅行者用ジャパン・レール・パスのプロモーションを実施していた。ハチ公のぬいぐるみ、ちょっと欲しいかも(笑)

〇会場でのランチ

Anime Expoにおけるコンベンションセンターでのランチは、屋台の種類は充実しているものの、法外に高い。そこで、筆者はメトロに乗って4駅の、リトルトーキョーへ行く事にした。長い列に並ぶ待ち時間や値段などを考慮しても、リトルトーキョーでのランチはお得である。

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画像:屋台の1つ。「焼そば」とあるが、目玉焼きが乗ってるし、もう何だか別の食べ物にしか見えない(笑)。しかも値段は20ドル後半である。去年はドリンクも入れて$40を支払った記憶が。
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画像:おにぎり🍙1つで$12って、ど~ゆー事?
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画像:そこでメトロで4駅のリトルトーキョーへ。「現存する米国最古のラーメン店」としてLA市の認定を受けた「こう楽」で冷やし中華$19。美味しい!これで完璧。

〇Anime Expoを彩るコスプレ

Anime Expoの風物詩と言えばコスプレ。今年も気合の入った、楽しいコスプレが見られた。それらの一部をご紹介。

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画像:人気キャラクターの「真紅」の痛車。NTEのブースにて。
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画像:『ダンダダン』+アトラシアン・ウィリアムズ F1チームのコラボ
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画像:『勝利の女神:NIKKE』のブースにて。
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画像:『Fate/Grand Order』のレオナルド・ダ・ヴィンチから。この女性は、手にしている「星を表す杖」を2週間も掛けて自作したのだそうだ。
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画像:『SILENT HILL f』から、深水雛子な皆様
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画像:人気K-POPアイドルTWICEのメンバーカラーを施したスター・ウォーズのクローン・トルーパー達と、記念写真を撮るコスプレイヤー
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画像:世界平和について討論中のスーパーマンとスーパーヒーロー達
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画像:『魔法少女まどか☆マギカ』からアルティメットまどか
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画像:亀仙人。似てる😂

〇おわりに

以上が、Anime Expo 2026のレポートである。
会場の雰囲気や楽しさ、そして世界中から41万人が集う世紀のアニメ祭典の臨場感などを、少しでも感じて頂ければ幸いである。

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