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【ニュース】ITU-R スーパーハイビジョンを次世代テレビの国際標準規格として勧告

2012年08月23日

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5月のNHK技研公開で上映したSHV映像
5月のNHK技研公開で上映したSHV映像
技研公開でデモしたSHV145型プラズマディスプレイ
技研公開でデモしたSHV145型プラズマディスプレイ

■新機能として120fps、新色域を追加

 日本放送協会(NHK)は8月23日、次世代の高臨場感放送システムとして、NHKが研究開発を進めているスーパーハイビジョン(SHV)映像信号の仕様がITU-R勧告 BT.2020として承認され、テレビの国際規格となったと発表した。ITU-Rは、国際電気通信連合(ITU)の無線放送部門。同部門の勧告により、国際標準として認められたことになる。法的な拘束力はないが、途上国・新興国の政府調達などの際にITUの勧告に準拠していることが必要となるなど、国際市場展開では重要な意味を持つ。
 今回承認されたSHV映像は、画素数:水平 7,680×垂直4,320、1秒あたりのフレーム数60枚/120枚、実物に近い色再現が可能となる色域の拡張など。今年のNHK技研公開でも紹介されたフレーム数120枚、色域拡張が新しい要素として加えられている。
 2012年8月に開催したロンドンオリンピックでは、英国、米国、日本国内(渋谷、秋葉原、福島)の世界9か所でSHVによるパブリックビューイングを実施し、臨場感あふれる映像・音響に高い評価を得ている。

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