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【ニュース】KDDI セットトップボックスにWiFiアクセスポイントを搭載「Smart TV Box」を発表

2012年07月27日

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Smart TVの画面
Smart TVの画面

 KDDIは、7月18、19日の両日開催された「ケーブルコンベンション2012」に、Android4.0を搭載したWi-Fiアクセスポイントを搭載したセットトップボックス「Smart TV Box」を出展した。 8月からジャパンケーブルネットと共同で、サービス提供に向けたトライアルを開始する。
 ケーブルテレビ用の新たなセットトップボックスとして提案した「Smart TV Box」は、パナソニック株式会社からの全面的な協力により開発・製造。また、一般社団法人日本ケーブルラボとの連携により、同ラボ技術仕様に準拠している。セットトップボックスでAndroid4.0 を搭載したのは世界初となる。
 セットトップボックスの機能である、地デジ、BS、ケーブルテレビ放送受信に加え、Wi-Fiのアクセスポイントも搭載しているのが特徴。これにより、自宅のテレビやタブレット端末、スマートフォンなどのWi-Fi搭載機器で、YouTubeやニコニコ動画など多彩なコンテンツも楽しめる。 また、地域情報・ビジネスを提供するアプリの利用も可能だ。 洗練されたインタフェースにより、多チャンネルの選択も容易。また、auスマートバリューとも連動するという。
 18日に開催したケーブルコンベンション2012の基調講演に登壇した KDDIの田中孝司社長は、「今後CATV業界は、FTTH、モバイルの垣根がなくなり、大競争時代を迎える」と述べ、新たなサービスとして「Smart TV Box」を紹介した。Smart TV Boxの狙いについて田中社長は、「CATV事業者の収益基盤である多チャンネルのユーザー獲得の活性化とインターネットユーザーの取り込みを促進できる」と話す。
 田中社長は、「ケーブルプラス、auスマートバリュー、Wi-Fiプログラムが導入CATV事業者に受け入れられている」としながら、「今後もCATV事業者の方々とWinWinの関係になるようなサービスを提供し、大競争時代を乗り越えていきたい」と強調。「OTT、スマートテレビの時代は必ずやってくる。インターネットでの遅れを埋めるためにもこれに乗り遅れることはできない」と力を込めた。

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