Inter BEE 2019

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Special 2019.10.01 UP

【INTERBEE CONNECTED2019】5年間をまとめろ!最終セッションWrapUpで放送の進化をおさらいしよう!

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徐々に具体的内容が明らかになってきたInterBEE2019。特別企画のひとつCONNECTEDでは今年も三日間で13ものセッションが展開される。最終セッションである「WrapUp トークセッション」は、CONNECTEDアドバイザリーボードのメンバーによる”まとめ”の議論が予定されている。筆者もメンバーの一員として、9月半ばに行われた打合せに参加した。実はその打合せまで、セッションの内容は混沌としていたのだが、果たしてどんな方向性になったか、ここで紹介してみよう。
(コピーライター/メディアコンサルタント 境治)

共通プラットフォーム?信頼性?明日の放送に必要なものは何か?

INTERBEE CONNECTEDのアドバイザリーボードは、主査の塚本幹夫氏(ワイズ・メディア)に加えて安藤聖泰氏(LivePark)、岩田淳氏(テレビ朝日)、齊藤浩史氏(毎日放送)、布瀬川平氏(電通)、村上圭子氏(NHK文研)という錚々たる面々。末席に筆者も加えてもらっている。そんな放送界の言論をリードするメンバーが、最後のセッションでは放送の未来を議論したいとの思いで、テーマをどう設定するか悩んできた。「共通プラットフォーム」を議論すべきでは?いや「信頼性」こそ今後重要では?その「信頼性」を重んじるのは放送界内部の発想ではないか?打合せを重ねるたびに意見が錯綜した。
当初はテーマにふさわしい論客をお招きする前提だったのだが、ここでの議論をそのままステージでさらしてしまうのがいちばん面白いとなり、ボードメンバーによるWrapUpにしてしまおうということは前回決まった。

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打合せに集まった村上氏、塚本氏、布施川氏(左から)
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大阪からリモート参加した齊藤氏
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タクシー移動中に参加の安藤氏

9月半ばのこの打合せでは会議室に塚本氏と布施川氏、村上氏、筆者が顔を揃えたが岩田氏は欠席。そして齊藤氏と安藤氏はテレビ会議で遠隔参加となった。筆者がカメラを向けると本能的に二人ともおどけてしまうのは、テレビマンの性というものだろう。

WrapUpするなら過去5年間すべてをWrapUp!

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5年間に扱ったテーマはこんなに広がっていた

さて今回の打合せでは、WrapUpとは決まっていたものの具体的にどう進めるかはまだもやもやしていた。考えあぐねていると布施川氏が、「ぜんぶWrapUpしませんか」と提案。言われてみるとCONNECTEDは2014年にスタートして今年で丸5年間立ったことになる。これまで取り上げてきたテーマをおさらいすると、そのままこの5年間の放送の進化に重なってくる。CONNECTEDスタート時には各局の配信事業は始まったばかり。2年目の2015年にはTVerがスタート。SNSの普及でテレビ視聴は双方向になり、視聴データもここ数年で格段に充実してきた。海外展開が本格化した一方で、ローカル局も様々な試みに取り組んできた。
5年経った2019年に、これまでのCONNECTEDの内容を振り返ることは、大きな意義がありそうだ。そして聴講者それぞれにとっても振り返りの機会となり、参加感のあるセッションになるかもしれない。ボードメンバーそれぞれが担当してきた各テーマについて進化をおさらいをしていくことを、セッションの前半のメニューにすることになった。
最後のセッションとして、それだけでは物足りない。2010年代を締めくくる議論としては、放送界の未来についても考えたいところだ。そこで後半では、ボードメンバーそれぞれが、今後の放送界にとって重要と思うことをキーワード化して掲げることになった。公共性や信頼性といった理念的な面があらためて問われるのはまちがいない。一方で新しい広告収入や新規事業など、漸減する広告収入を補うための新しいビジネス開発も喫緊の課題だ。様々に広がる放送界の課題を一望できるような議論が期待されるところだろう。
課題は多く、壁は高い。だからこそ面白い局面とも言える。全国の放送関係者が険しい表情を浮かべている今だからこそ、面白いWrapUpにできればいい。メンバーの一員としても、来場者が希望を持って帰れるような議論にしたいと思う。
このセッションをはじめ、CONNECTEDではユニークで価値あるディスカッションが毎日展開される。聴講予約が始まっているので、以下のURLからぜひお申し込みを!

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