【NEWS】音と映像と通信のプロフェッショナル展 Inter BEE 2018の出展募集開始 新4K8K衛星放送開始と5Gのコンテンツビジネスへ向けた新企画も

　11月14日から16日までの3日間、千葉・幕張メッセにおいて開催される、音と映像と通信のプロフェッショナル展 Inter BEE 2018の出展申込の受け付けが3月1日から開始された。一次申込締切は5月31日（木）、二次申込締切は6月29日（金）。主催は、一般社団法人 電子情報技術産業協会（JEITA：会長 長榮周作/パナソニック 取締役会長）。

　Inter BEEは今年で54回目を数える国内最大のメディア＆エンターテインメント分野のプロフェッショナル展。ますます多様化するメディアとコンテンツの制作環境の中で、Inter BEEは、新たなユーザー体験を提示する場として、「コンテンツ」を中核に位置づけ、「つくる（制作）」「おくる（伝送）」「うける（体験）」の要素を網羅した「メディア総合イベント」への発展を目指している。

　制作・配信に関するサービスや機器を駆使して生み出されるさまざまな体験ができる空間や、実際の作り手・送り手の話が聞けるセッションなど、多彩な催しを通じて、関係者同士が活発なコミュニケーションをする場を作り上げてきたInter BEE。今年はさらに体験を加速する企画が計画されている。
　
■デジタルコンテンツEXPO 2018を同時開催
　その一つが、デジタルコンテンツEXPO 2018の同時開催だ。一般財団法人 デジタルコンテンツ協会主催により、これまで日本科学未来館（東京・江東区）で開催されてきたデジタルコンテンツEXPOをInter BEE会場内で同時開催する。
　最先端コンテンツ技術の国際イベントとして、昨年10回目を開催したデジタルコンテンツEXPOを同時開催することで、VR、AR、MR、3D、CG、AI、IoT、ドローン、ロボティクス等、コンテンツの制作支援や表現を豊かにする多様な技術を紹介。一昨年からInter BEEが実施しているINTER BEE IGNITIONと連携し、メディアの近未来を体験することができる。

■新4K8K衛星放送の開始で変わるコンテンツ制作とテレビ視聴
　今年12月1日から放送がはじまる「新4K8K衛星放送」。Inter BEEでは、「新4K8K衛星放送」の周知・広報をはじめ、放送・通信事業者やコンテンツ制作者に向けた映像・音響に関する新技術の提案をするコーナーを設ける。放送開始直前における対応受像器や、視聴に関する情報も提供していく。

■5Gを見据えたメディア&エンターテインメント分野の活用
　さらに、2020年のサービス開始へ向け、世界的な注目を集める新たなネットワーク「第5世代移動通信システム（5G）」を見据えたメディア＆エンターテインメント分野での活用の可能性を体験するエリアも設けられる予定だ。

■昨年は過去最多の出展者数と来場者数を記録
　昨年のInter BEE 2017では、幕張メッセの1～8ホール全館を使用。過去最多の1,139社が出展をした。また、コンファレンスは102セッションを実施し、開催3日間の来場者数は38,083名と、いずれの実績値においても過去最多の規模で開催した。

　Inter BEE 2018では、世界から日本に注目が集まる2020年に向け、「新たなメディアの可能性を世界に伝えよう。」という思いをスローガンに掲げて開催する。出展者と来場者にとって、効果的で有意義な情報交流やビジネス創出の場が盛りだくさんのInter BEE 2018。今年も、これまで以上に数多くの新たな出会いがありそうだ。


■Inter BEE 2018出展の問い合わせ・申し込み
一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会
E-mail：contact2018@inter-bee.com／電話：03-6212-5231
最新情報および詳細は、公式Website www.inter-bee.comを参照。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

編集：Inter BEE 2018 ニュースセンター