【Inter BEE 2011】アルビクス マルチビューワ MV-500 映像・音声エラー監視システム VAD-2000SR

2011.11.18 UP

 アルビクスは、新開発の「マルチビューワMV-500」など最新映像機器のラインアップを展示した。
 「MV-500」は最大120chのSDI入力信号を8系統の高解像度モニターに分割表示することができる。アルビクスの草間康郎取締役営業部長は、「放送局のマスター監視を中心に幅広い用途で利用が可能。当社は大型映像マルチビジョンの拡大装置で実績があり、この基礎技術をもとに開発した。デジタル化で放送局のマスター監視機器も徐々に更新が進められており、今後大きな市場が期待できると思う」と話す。
 映像・音声エラー検出装置「VAD-2000SR」は、HD-SDI、SD-SDI信号に対応した。入力信号の直近同時録画に対応し、エラー発生時の状態を迅速に確認することができる。
 草間氏は「使い勝手の良さとエラー検出の精度では業界トップクラスと言える。会期中も多くの放送技術関係者から、このような機器を探していたという声が聞かれた。今回展示した製品の中でも当社の一押しだ」と強調した。
 また、同社の川崎真由美営業部課長は「VAD-2000SRは既に大手キー局で採用が決まっている。大手局のみならず、CS放送やCATV局など多くの放送局のニーズに応えられるシステムである。業務の効率化にも役立つので、ぜひ一度試してもらいたい」と語っている。

#interbee2019

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