【NEWS】NTTドコモ ベンチャー企業への投資事業を強化 メディア・コンテンツ事業など新事業領域を対象に100億円のファンド運用

2013.2.8 UP

NTTグループの今後のベンチャー投資スキーム

 エヌ・ティ・ティ・ドコモは2月7日、日本電信電話株式会社(NTT)の子会社としてコーポレートベンチャー投資 ファンドの運用管理を行っているNTTインベストメント・パートナーズ(NTT-IP)の全株式をNTTより譲り受け、NTTグループを代表 してベンチャー企業との連携を強化すると発表した。NTT-IPの商号変更を行ない、新たなファンド運営会社「株式会社ドコモ・イノベー ションベンチャーズ(以下、DIV)」を、2013年2月下旬に設置する。
 ドコモはまた、ベンチャー企業への出資を行うコーポレートベンチャーファンド「ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合(以下、DIファンド)」(運用総額100億円)を2013年2月下旬に設立する。
 ドコモは今後、ベンチャー企業への出資などの取り組みを通じ、ベンチャー企業との連携強化、サービスや技術のイノベーションを加速させ、スマートフォン向けサービス等の更なる充実を図る。
 同社が現在、取り組みを強化している「新たな事業領域」 におけるサービス開発力を強化し、「モバイルを核とする総合サービス企業」への進化を加速する。新たな事業領域として「メディア・コンテンツ事業」、「金融・決済事業」、「コマース事業」、「メディカル・ヘルスケア事業」、「M2M事業」、「アグリゲーション・プラットフォーム事業」、「環境・エコロジー事業」、「安心・安全事業」の8つを挙げている。
 北米におけるベンチャー企業との連携及び出資については、引き続き、ドコモ・イノベーションズ(DOCOMO Innovations, Inc.)とドコモ・キャピタル(DOCOMO Capital, Inc.)が実施していく。

#interbee2019

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