【ニュース】シンガポール 政府 ブロードキャストアジアでDVB-T2方式採用を表明

2011.7.8 UP

DVB-T2のロゴ

 シンガポール政府の情報通信開発局とメディア開発局の主催による「ブロードキャストアジア2011」(6月21-24日)の初日開会式において、シンガポール政府のヤーコブ・イブラヒム情報通信芸術大臣が登壇し、デジタル放送方式にDVB-T2方式を採用するなど、3点の方針を表明した。(神谷直亮/衛星システム総研代表、メディア・ジャーナリスト)

◆15-20年度を目標にデジタル放送へ切り替え
 まず、「15-20年度を目標にアナログ放送をDVB-T2方式のデジタル放送に切り替える」と明言。ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国は、07年にDVB-Tの採用を決めているが、シンガポールは第2世代のDVB-T2に踏み切ることで一歩先を行こうとしている。同大臣は、「このために9月から1年間かけて、メディア開発局が中心になりトライアルを実施する」と発表した。

◆メディアコープがシンガポールでOTTサービス開始
 第2は、「メディアコープの地上波放送7chを、12年中に国内はもちろん海外でもインターネットで無料視聴を実現する。現在、同社と詳細な打ち合わせをしている最中である」という。これに先立ちメディアコープは、今年後半からシンガポールでOTT(Over The Top)サービスを開始する。

◆十分な帯域配分を提供し、世界に先駆けて4G普及を
 第3は、「次世代の4Gテクノロジーをフル活用できるように、通信事業者に対して必要な帯域の配分を行うことにした」と述べた。この結果として、「(シンガポールは)世界に先駆けて常時接続を享受するライフスタイルが普及する」と強調した。

◆成功裏に終わった1年間の3DTVトライアル
 最後に、イブラヒム情報通信芸術大臣は、「昨年のBA2010で発表した1年間にわたる3DTVトライアルは、スターハブ(CATV事業者)とシングテル(IPTV事業者)の協力で成功裏に終了した」と報告した。

#interbee2019

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