【NEWS】カシオ デジタルサイネージ市場に参入 小型プロジェクターと音声を用いた店頭サイネージを発売 クラウドとの連携によるクーポン発行も可能

2012.11.30 UP

カシオサイネージの例

 カシオ計算機は11月26日、デジタルサイネージ向けのツールとクラウドサービスを提供するビジネスを新事業として立ち上げることを発表した。新開発の「カシオサイネージ」を用いた、店頭広告の安価な導入と新規顧客獲得・リピート顧客増大効果をアピールしていく。新事業は2013年1月から開始する。
 カシオサイネージは、光源にレーザーとLEDの両方を用いたハイブリッド光源によるプロジェクターがベースになっている。プロジェクターから、あらかじめ用意されているキャラクターの映像を人型のスクリーンに投影し、同時に「いらっしゃいませ」などの語りかけをする。キャラクターの形状にあわせた形状のスクリーンに投影することで、あたかもそこに存在しているかのようなリアリティを感じさせる。光源寿命約2万時間で長時間連続使用にも耐える。言語は、日本語以外に中・韓・英語に対応。約470×535mmのスペースがあれば設置工事なしで置くことができる。
 装置の前面にスマートフォンをかざすことで、クラウドから電子クーポンを発行するといった機能も持つ。価格は1台100万円程度。日米欧で今年度内に2000台、来年度に2万台の販売を目指す。1月に米ラスベガスで開催されるCESに出展する予定だ。

 

#interbee2019

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