【CES08】松下、Intel、新構想を続々公開

2008.1.11 UP

 インターナショナルCES初日の7日、松下電器産業AVCネットワークス社の坂本俊弘社長、米Intelのポール・オッテリーニ社長兼CEO(最高経営責任者)がそれぞれ基調講演を行った。
 坂本社長は、HDを中心テーマに、「テレビは家族が集まる場所である」という概念を「ディジタル炉端」と表現し、講演した。ここでは、同社が新技術の開発と環境保全を同時に達成しつつあることを示し、高効率プラズマテレビの開発や省エネ状況を報告した。また、厚さ24.7mm(最厚部)のプラズマTVや、150型プラズマTV、HD画像の無線伝送、機器間無線伝送といった新技術を次々に取り出し、喝采を浴びていた。ゲストとして登壇したCATV大手の米Comcast社ブライアン・ロバーツ会長兼CEOとは、STBを不要とした新アーキテクチャへの対応を表明した。更に、パナソニックのテレビでYouTubeとGoogleのPicasaの視聴が行えることも明かされた。
 Intelのオッテリーニ社長は、半導体の進歩が新技術の導入により今後も10年間(5世代)は続くと自信を見せ、一部にある「半導体縮小の限界説」の払拭を務めていた。そして、今後進むべき方向は「先読みをし、状況を認識できるネット」への進化である、と説いた。その例として、AR(拡張現実)技術をあげ、同社の研究部門が研究しているAR機材のデモを行った。リアルタイムの自然言語翻訳(英語、中国語(普通話)間相互翻訳)と画像認識示された。同社長は「現在は、舞台裏の複数の超高性能機で処理しているが、半導体が進化する3〜5年後にはハンドヘルド機に乗るだろう」との見方を示した。ネット上のコンテンツについては、アバターの自動生成や、モーションキャプチャー技術を持った複数の企業を招いてデモを行い、コンテンツの新たな作られ方を示した。オッテリーニ社長は、新世代のネットワークで「(実世界とサイバー世界の間の)継ぎ目の無い経験」を人々が求めると見て、これに対応する構えを見せた。最後にインターネットを個人が活用することは家電にとって大きな機会があると指摘して講演を追えた。

[写真1]1インチ以下の厚さを実現したPDPを示す坂本俊弘AVCネットワーク社社長

【提供元:映像新聞社/CES(2008/1/8)】

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