【ニュース】東芝、IFAでBDプレーヤー出展

2009.9.8 UP

東芝初のブルーレイ・ディスク プレーヤー「BDX2000」

 東芝は米国時間3日、同社初のブルーレイ・ディスク(BD)プレーヤー「BDX2000」を欧米市場向けに発売すると発表した。東芝の欧州現地法人であるToshiba Europeは、ドイツ・ベルリンで開催中の展示会IFAの記者会見で、BDプレーヤー「BDX2000」とともに、BD搭載のノートPC「Satellite P500」といったBlu-ray搭載製品を紹介。欧州や米国に投入する新製品について発表を行った。

 BDX2000は、ネットワークを通じてコンテンツを取得、再生するための仕様「BD-Live(Profile 2.0)」に対応するBDプレイヤー。ピクチャー・イン・ピクチャー表示でコンテンツを同時再生する機能「Bonus View」を搭載している。
 また、同社のハイビジョン液晶テレビ「REGZA(レグザ)」と対応機種を接続するレグザリンク機能に対応。レグザのリモコンでBDプレーヤー本体を操作できる。HDMI出力はドルビーTrueHDや、DTS-HD Master Audioなどのビットストリーム出力が可能。

 米国では11月から実勢価格249.99ドルで、欧州各国では12月から順次発売される予定。日本での発売は未定という。
 同社は、初めは次世代DVD規格としてHD DVDを推進していたが、Blu-rayに敗北。 そして2008年2月にはHD DVD事業の終息を表明し、今年8月にBlu-ray Disc Associationへの加盟を申請していた。

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