【InterBEE 2011 PREVIEW】富士フイルム 放送用記録メディアの豊富なラインアップ、メディア運用支援サービスなどを展示

2011.11.11 UP

HDビデオカセット「HD331」

 富士フイルムの記録メディアコーナーでは独自の高記録密度化テクノロジー採用した「HDCAM」などの放送用ビデオテープ、プロフェッショナルディスクなど、多様化している様々なフォーマットに対応する豊富な放送用記録メディアを展示する。


■信頼性の高い放送用ビデオテープ「HDシリーズ」などを展示

 HDCAM対応のデジタルHDビデオカセット「HD331」は新開発の超微粒子、高出力メタル磁性体を採用し、高画質のHD放送に要求される高出力と低ノイズを実現した。過酷な環境下での走行安定性と高耐久性に優れ、映像資料を長期間安全に保つ高い保存性が特徴である。
 PD711は高速転送・長時間記録を実現したプロフェッショナルディスク対応光ディスク。高画質、高音質で安定した高性能が特徴。保存に適したアーカイブケースタイプもラインアップしている。

 またLTOや独自の高記録密度化テクノロジー「NANOCUBIC(ナノキュービック)」を採用した「3592テープカートリッジ」など放送用として関心が高まっている高容量データメディアも展示する。


■LTOメディアのコンディションを自動診断する「DCアナライザー」のデモを実施

 LTOは高画質なHDコンテンツのアーカイブ用としての運用が増えている。その運用を支援するツールも展示する。
 富士フイルムが独自開発した「DCアナライザー」は、CM(カートリッジメモリ)に記録された使用履歴情報などを読み出すことで、メディアのコンディション診断が可能だ。記録メディアコーナーでは「DCアナライザー」のデモを行う。

 併せて、LTOバーコードラベルの作成・貼付納品サービスも紹介する。このサービスを活用すれば、社名など独自の管理情報を表記したオリジナルバーコードラベルを作成でき、LTOテープの運用、管理を効率化できるという。


■CD/DVDメディアの作成、データメディアの運用支援サービスを紹介

 グループ会社の富士フイルム メディアクレストが提供するデジタルメディア関連のサービスも展示する。
 ISO認定の自社工場でプレス、パッケージ、個別配送などの一貫したトータルサービスを提供する「CD/DVD製作サービス」、不正コピーを防止する独自技術「Kuiper.blt(カイパーベルト)」による「コピープロテクトサービス」、物理的/論理的な障害の発生したハードディスクや記録メディアのデータを復旧する「データ修復サービス」などのサービス概要や利用メリットなどを紹介する。

(展示ホール8、ブースNo.8407)

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube