【ニュース】NTTアイティ ネット接続型サイネージシステム販売開始 3Dコンテンツ配信に対応

2011.2.16 UP

 NTTアイティは、ネットワーク接続型デジタルサイネージソリューション「ひかりサイネージ」のラインアップに、3D(立体視)コンテンツの配信に対応したシステムを追加し販売を開始した。住宅展示場やマンションのモデルルーム、自動車販売店など実物の展示が難しい店舗やショールームなどにおいて、立体映像でよりリアルに商品の魅力を伝えることができる。
 市販の3D対応テレビまたは業務用3Dモニターに接続した専用端末をインターネットにつなぐだけで、デジタルサイネージ・コンテンツのスケジュール再生と、立体映像の再生をリモコン操作で切り替えられる。配信サーバーへのコンテンツのアップロードおよび自動再生のスケジュール管理は、手元のPCから簡単に行うことが可能。デジタルサイネージ設置の多店舗化も容易になる。
 NTTグループでは、10年2月から、高品質でタイムリーなコンテンツ配信、更新作業負担や、設備投資コストの低減を実現したネットワーク接続型デジタルサイネージソリューション「ひかりサイネージ」の販売を開始し、各種ラインアップの拡充を進めてきた。昨今の3D関連ハード・ソフトを充実させ、今回3Dコンテンツの配信に対応したシステムをラインアップに追加した。
 同システムは、ユーザーの要望に基づいて個別に配信サーバーを設置するシステム販売(ひかりサイネージPro「Pシリーズ(3D対応)」)および、配信サーバーの設置が不要で小規模の導入から手軽に始められるSaaS型サービス(ひかりサイネージBasic「Pシリーズ(3D対応)」)の2種類を用意した。
 同社では「サイネージ導入のコンサルティングから機器の調達、3Dコンテンツの制作までワンストップで行うことができる」としている。販売目標は初年度で50クライアント。

#interbee2019

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