【ニュース】Telestream  ネットワーク型ビデオキャプチャー・再生デバイス「PipleLine」が機能強化

2009.10.6 UP

Pipeline

 米Telestream社は、同社のネットワーク共有型ビデオキャプチャ・アプライアンス「PipleLine」をバージョン2にアップグレードしたと発表した。

 PipeLineは、VTRやライブ素材を、ネットワークを介してインジェストし、同時にリアルタイムでフォーマット・エンコードする。
 ネットワーク上で制御できるため、複数台の編集システムからPipeLineを制御して素材をインジェストできる点が特徴だ。複数ユーザーで共有のキャプチャデバイスとして利用することができる。ファイルベースの映像制作ワークフローの利便性を向上できる。

 今回発表した新しいバージョンでは、デッキ制御、EDLバッチ・インポート、スケジューリングに沿ったレコーディング機能などが追加されている。
 AVIDのMXFに対応しており、これによってAVIDと他の編集システムとの相互運用性を高めている。
 新しく加えられたweb service APIによって、ユーザーが個別に機能を強化できる。例えば、複数台のPipelineを自動制御するプログラミングも可能だ。さらに、サードパーティ用のSDKも無償で提供されている。

 PipleLineはリアルタイムでマルチエンコーディングができる点も大きな特徴。DV、IMX、 MPEG-2 I-frame、Apple ProRes SQ、Avid DNxHD、 Apple ProRes HQ DVCPRO HDに対応している。
 

#interbee2019

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