映像新聞社会長・信井文夫氏に、NABより特別賞が贈られる。

昨日、4月13日（日）夕刻、NAB主催により「放送業界のリーダー達」を招いたディナーパーティーが、ラスベガスの中心にあるベラージオホテルで催された。此処には、NABの主要メンバーである全米各地のローカル局をはじめとして、各国の放送業界のリーダーが招かれた。パーティーの開会の冒頭、放送のデジタル化に向けた普及、教育活動などを通してNABの活動に大きく貢献したローカル放送局のリーダーをはじめ、海外よりNABの活動を支えてきたリーダーに対する表彰が行われた。今年の6人の受賞者の一人として、映像新聞社・信井文夫会長が最後に壇上に招かれ、「30年にわたるNABへの貢献に感謝する」と書かれた表彰の楯を、「私の良き友」にとの言葉と共にNABレア会長より手渡された。今年、映像新聞社が主管するNABツアー参加者が、300名を超えるとレア会長より紹介されると、会場の全ての出席者が立ち上がり、暫く拍手が鳴りやまないほどの大きな讃辞が贈られました。檀上から降りてきたレア会長は、真っ直ぐ信井会長の席に向かい、永年にわたるNABへの貢献に感謝の意を表わしていた。NABは、アメリカ国内だけでなく、特にアジアにも積極的に活動を展開をしたいと考えており、信井会長が積み重ねて来た地道な活動を基盤として、日本との協力関係を更に密にして行きたいとの意向が示された。日本においても、InterBEEなどのコンベンションもアジアに大きく目を向けた取り組みを進めて行こうとしており、NABとの連携が強化されることは大きな意味があると言える。


文責　為ヶ谷　秀一