【ニュース】ジャパンブロードキャストソリューションズ　3Dオリジナルコンテンツ『からくりさん』試写会を開催　パナソニック製3Dカメラ「AG-3DA1」で撮影

　ジャパンブロードキャストソリューションズ（大阪市福島区）は３月15-16日、パナソニック製3Dカメラ「AG-3DA1」で撮影した3Dオリジナルコンテンツ『からくりさん』を披露する試写会を開催した。参加者は技術会社や制作会社を中心とした約60人。

　同作品は、より身近で小型な機材によるフィルムライクな3D映像制作を支援するのが目的。舞台には、関西らしさを表すものとして京都の町家を選択した。
　スタッフも、CMの演出家である藤田剛監督や照明の嵯峨映画など、フィルム撮影を多く手掛ける人々を集めた。撮影はIDC（映像創作集団）、編集はグッド・ジョブの東京スタジオ。

　撮影形式はフィルムガンマを使った24p。監修を務めたベテラン撮影監督の森田富士郎氏の指導で、2D的な映像から徐々に3D的に変化。ナチュラルな照明を使った画づくりを行った。

　JBSは、『からくりさん』をブルーレイディスクで用意し、貸し出しを行う。続編の作成についても検討している。

　このほか、TILTA製のDSLR対応マットボックスを展示。安価なうえアクセサリーの組み合わせが自由で、ユーザーの使用状況に合わせてシステムアップできる。