【ニュース】インターセプター 3D対応ノンリニア室が稼働 ダビンチリゾルブfor Mac導入

2011.4.5 UP

 ポストプロダクションのインターセプター(東京都目黒区)は、ブラックマジックデザイン製ノンリニアカラーコレクションシステム「ダビンチリゾルブ for Mac」を導入。ファイナルカットスタジオをベースとした3D対応ノンリニア編集室で、映画作品のグレーディング中心に1月中旬から稼働している。

 同社はこれまで、アップル製「カラー」と制御パネル「MCカラー」を使用していた。今回のダビンチリゾルブの導入について、田巻源太映像制作部長は次のように話す。
 「映画やPVの制作では、オンライン編集からグレーディングというワークフローを取る。音声がないと雰囲気がつかめないという監督が多く、ダビンチリゾルブが音声を再生できる点が決め手となった。リアルタイム性も優れており、レンダリングなしでコマ落ちせずにスムーズに再生できる」。また、「製品ブランド力の高さや3D映像の視差調整機能も魅力だった」という。

 同編集室では、既に、後藤利弘監督『雪の中のしろうさぎ』や、池田千尋監督『とんねるらんでぶー』(沖縄国際映画祭に出品)入江悠監督『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(4月上旬公開)などの編集に用いられているという。(映像新聞より)

#interbee2019

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