【InterBEE2011 PREVIEW】花岡無線電機 残響制御技術を用いたサラウンドエンコーダー「HiFiREVERB ENCODER」を出展

2011.11.9 UP

スタジオ向けの業務用エフェクターシステム

 花岡無線電機株式会社(東京都目黒区、代表取締役社長 花岡 克己)は、11月16日(水)から18日(金)まで幕張メッセで開催されるInter BEE2011において、残響制御技術を用いたサラウンドエンコーダー「HiFiREVERB ENCODER」を出展する。


■ 実運用を意識したシステム構成で「HIFIREVERB ENCODER」をデモ

 花岡無線電機株式会社が今回InterBEEにて初展示する「HIFIREVERB ENCODER」は、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が開発した残響制御技術「Revtrina(レブトリーナ)」をベースに、NTTエレクトロニクスが商品化したオーディオ3D技術「HIFIREVERB(ハイファイリバーブ)」を採用したスタジオ向けの業務用サラウンドエンコーダーである。「HIFIREVERB ENCODER」は、入力したデジタル/アナログの2チャンネルステレオ/モノラル音声から直接音成分と残響成分を分離し、分離した直接音成分と残響成分の混合比を制御して5.1chサラウンド化する機能、5.1ch化したサラウンドを現在主流となっている位相を広げることによる疑似サラウンド技術とは異なり、直接音は前から残響成分は周囲から聞こえるようにするこれまでにない2chバーチャルサラウンド機能を有している。

 用途については、「FMラジオやインターネットラジオなどでの2chバーチャルサラウンド化や残響制御技術により分離した直接音成分と残響成分の混合比を制御して、ホール収録した演説の残響成分を少なくすることで声を聞きやすくするなどの用途に利用できる」と代表取締役社長の花岡 克己氏は説明した。

 ブースでは、実際のスタジオや放送局での運用イメージを再現し、「HiFiREVERB ENCODER」を利用したデモンストレーションを実施する。花岡 克己氏は、「実運用を意識したシステム構成でデモを行うことで、"HIFIREVERB ENCODER"の良さを体験してもらいたい」と説明した。

 この他、デジタルラインミキサー「DLM-84」や小型レシーバーモニター「PA-6H」などの新製品も出展する予定だ。

プロオーディオ部門 (展示ホール4、ブースNo. 4610 )


(写真説明)
「HIFI REVERB」を用いたスタジオ向けの業務用エフェクターシステム
写真上段:「HIFI REVERB ENCODER」
中段上:デジタルラインミキサー「DLM-84」
中段下:AD/DAパネル「COV-84」
下段:8chセレクトモニタースピーカーパネル「HPX-2554」

#interbee2019

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