【IBC 2010 Photoレポート】(3)キヤノン 小型1/3単板CMOSを搭載したハンドヘルドタイプのミニカムコーダー「XF105/100」を初出品

2010.10.13 UP

 
 

 

キヤノン ハンドヘルドタイプのミニカムコーダー「XF105/100」を初出展

 日本以外の国では8月31日に発表された小型1/3単板CMOSを搭載したハンドヘルドタイプのミニカムコーダー「XF105/100」を初出品した。

 今夏に発売された4:2:2 50Mhz /MXFファイルベース対応のメモリーカムコーダーXF305/300と基本機能はほぼ踏襲しつつ、細かい点で新機能が加わった。
 注目はレンズの光軸の動きをメモリーして安定したズームを保つ新機能「オプティカル・イメージ・スタビライザー」だ。

 この応用によるXF105×2台で撮影された3D映像とその撮影方法を参考展示した。この新機能によって安定した光軸を設定調整できるため、サイドバイサイド方式による3D撮影も可能で、これを使用した日光東照宮での3D映像と、その撮影状況のドキュメンタリー映像などをブース内のTVで上映。その他CFカード2スロットを同時並列収録が可能になるなど多彩な機能を満載している。

 そのほか、デジタル一眼レフカメラ(DSLR)の5D markⅡのムービー撮影機能が全世界的な話題となっている中で、DSLR関連の展示では、今年年末から順次発売が予定されている各種交換レンズ群などに注目が集まった。(石川幸宏)

 

 

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