【Inter BEE 2010】Para.TV、パビリオンエリアにて携帯端末向け動画配信サービスを展示

2010.11.21 UP

Para.TVブース風景

 株式会社Para.TVは、幕張メッセ(千葉市)で11月17日(水)から開催中のCEATEC JAPAN 2010にて、携帯端末向け動画配信サービスの展示を行った。同社では、携帯端末向けのインターネット動画放送システム、ストリーミングデータ作成配信プログラム及び記録媒体の企画・開発・販売などを行った。


■国内モバイル大手3社と、iPhoneに対応したサービスを提供


 Para.TVでは、放送局の映像コンテンツや各企業のCMコンテンツなど、自社の動画コンテンツを持つ企業が、ユーザーに携帯端末でも動画を見てもらいたいといった場合に、携帯電話用に配信するサービスを行っており、ライブ配信など、撮った映像をそのままPCの方でエンコードしながらサーバーに上げる仕組みも扱っている。

 配信までの流れは、まず携帯端末用に配信したいコンテンツを持つ企業から映像を預かり、それをエンコードして配信用のサーバーにアップロードする。そこへ各企業のサイトからリンクを張ると、動画配信のページへ行くことができ、一般ユーザーが動画を視聴できるようになる。このように主に企業を対象として、動画配信のプラットフォームを提供する形でサービスを提供する。顧客の多くは放送局や映像制作会社だという。同社のサービスはSoftBank、DoCoMo、auといった国内用モバイル大手3社の携帯端末に対応している。

 今回Inter BEE 2010のブースでは、iPhone向けサービスの展示も行われていた。同社が行うiPhone向けの動画配信は、専用アプリを使わずに標準搭載のWebブラウザからのリンククリックで動画が視聴できることが特徴。AES128bitを用いて暗号化し、コンテンツの保存や盗聴を防ぎ著作権を守るDRM機能を持ち、Wi-Fi接続や3G接続に最適なビットレート(800kbps、400kbps)を同時エンコードする。24時間のライブ配信にも対応可能だ。また今後は、専用アプリでのサービス提供にも対応する予定があり、現在開発中だという。

#interbee2019

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