【SIGGRAPH2009】LIGHTSPEED DESIGN 中規模向け立体視用プロジェクター

2009.8.7 UP

リアルDと同じ方法を採用
プロダクションの試写室向けに提案

 3D立体映像を見るためのプロジェクターと、そのツールを扱うLIGHTSPEED DESIGN。3Dのデジタルシネマといえば、リアルD社の偏向型の3D方式が有名で、同社はそれと同じ方法を採用している。特徴は、劇場用のような大きなものではなく、試写室のような環境で上映できるような小さいものを対象にしたプロジェクターを扱っている点である。今回のSIGGRAPHで同社は、シルバーのフレームに入った、新しい偏光スクリーンと、3Dのプロジェクションシステム「DepthQ」を発表した。
 このシステムでは、左右の目にそれぞれ毎秒60回(計120回)のフレームが送られ、1つのプロジェクタで3Dのイメージを作ることができる。
大型製品が多いこの分野で、同社の製品はポータブルなつくりをしており、プレゼンなどに持っていくことも可能。価格も6000ドルで、数十万ドルという価格帯の他社大型製品に比べると大幅に低い価格に抑えられている。

#interbee2019

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