【InterBEE 2011】KDDI研究所 8Kをリアルタイム蓄積! フル解像度の超高精細映像に対応した「8K UHDTVリアルタイム圧縮伝送システム」を展示 きずな衛星で伝送デモ実演!

2011.11.17 UP

スーパーハイビジョンリアルタイム蓄積/伝送ブース
8K UHDTV リアルタイム蓄積レコーダ

8K UHDTV リアルタイム蓄積レコーダ

8K UHDTV リアルタイム伝送放送用コーデック

8K UHDTV リアルタイム伝送放送用コーデック

 KDDI研究所は、幕張メッセで開催中のInterBEE2011において、昨年のInterBEE2011にて初出展した8K(7680画素×4320ライン)フル解像度のUHDTV(超高精細映像、スーパーハイビジョン)のリアルタイム用蓄積コーデックを搭載した蓄積レコーダと新しく開発した放送用リアルタイムコーデックを展示・デモを行っている。この技術は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の委託研究として研究開発を進めているものである。


■ 4:4:4 10bit対応 8K UHDTV素材蓄積用レコーダを出展 圧縮率1/15以下を実現

 KDDI研究所では、新たに4:4:4 10bit符号化に対応し、1/15以下の圧縮率とフレーム内圧縮による1フレーム以内の遅延に対応した8Kフル解像度映像の独自コーデックを開発、3Uサイズのコンパクトなリアルタイム素材レコーダを展示している。このコーデックは、H.264/MPEG-4 AVCをベースに独自拡張方式を導入したものである。また、今回開発した8K UHDTV素材対応レコーダ装置は、リアルタイム記録と再生を1台で実現し、Fiber Channelインタフェースにより外部ストレージ機器との最大4Gbpsの高速接続が可能という。説明員によると、「ストレージについては市販の機器を利用できるように対応した」と説明した。

 ブースでは、NHKから提供された8Kフル解像度の映像を使った本レコーダーでリアルタイムに再生するデモを行っている。


■ 70Mbps 8K UHDTVリアルタイム放送用コーデックをデモ きずな衛星を用いた伝送を実演

 この他、8Kフル解像度、60フレーム、4:2:0 8bit符号化に対応した独自方式のコーデック技術により70Mbpsまで高圧縮したUHDTV映像を衛星により伝送するデモンストレーションを行っている。

 このデモンストレーションは、NICT鹿島宇宙技術センターから本コーデックを搭載した放送用コーデック装置により衛星(きずな)を使い伝送した映像を会場の放送用デコーダで受信し、3G-SDI 16本で出力した映像を8Kプロジェクタへ出力してリアルタイムに表示している。

 超臨場感通信グループ グループリーダーで博士の内藤 整(Sai Naito Ph.D.)氏は、「今回開発したコーデックにより、70Mbpsに圧縮しているが、高度BSデジタル放送規格では、1トラポンで70Mbpsの帯域があるため、今回のデモを実現できている」と説明した。今後に向けた対応としては、「ケーブルテレビやIPTV放送でUHDTV放送を伝送することを想定すると、50Mbpsまでの高圧縮化を実現したい」と内藤氏は抱負を語った。

(展示ホール8、ブースNo.8301)

8K UHDTV リアルタイム蓄積レコーダ

8K UHDTV リアルタイム蓄積レコーダ

8K UHDTV リアルタイム伝送放送用コーデック

8K UHDTV リアルタイム伝送放送用コーデック

#interbee2019

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