【InterBEE2010】ヴィレッジアイランド IPDC/ISDB-Tmmマルチメディアソリューションを展示

2010.11.21 UP

ヴィレッジアイランドブース
IPDC/ISDB-Tmmマルチメディアソリューション

IPDC/ISDB-Tmmマルチメディアソリューション

 ヴィレッジアイランド(ブース:7412)は、InterBEE2010において、自社のデジタル放送システムソフトウェアソリューションであるVILLAGEFLOWに、2012年春以降に開始予定の携帯端末向けマルチメディア放送ISDB-Tmm方式に対応した「IPDC/ISDB-Tmmマルチメディア放送ソリューション」を展示している。

 ISDB-Tmmとは、携帯端末向けマルチメディア放送の受託事業者である株式会社マルチメディア放送(mmbi)が採用した国内の地上デジタル放送規格であるISDB-Tをベースにした次世代ワンセグ規格。この規格には、リアルタイム放送以外に、蓄積型放送が可能な方式が盛り込まれている。

 この蓄積型放送に、放送波を使ってIPパケットを配信するIPDC(IPデータキャスティング)放送が採用されている。具体的には、ISDB-TmmではIPマルチキャスト環境におけるファイルデリバリーのプロトコルであるRFC3926規格のFLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)処理を行った後、IPヘッダ圧縮技術の、ROHC(RObust Header Compression)技術を使いヘッダ圧縮を行い、ULE(Unidirectional Lightweight Encapsulation)プロトコルを使いTSにIPをカプセル化(IP over TS)、その後MPEG-2 TSへ多重化して放送波で放送する。

 ヴィレッジアイランドでは、ISDB-Tmmに対応したULE/ROHC機能スタックモジュールを開発した。VILLAGEFLOWは、DecTec社のISDB+マルチ変調/UHFアップコンバータ PCIカードを利用し、WindowsXP、Windows7で動作する。

 ブースでは、NEXTWAVE社のIPDC配信プラットフォームに登録したJPEGや動画などのマルチメディアコンテンツをFLUTEプロトコルで処理されたIPデータをInternet経由で配信、受信したデータをROHCでIPヘッダを圧縮してULEプロトコルでIP over TS化した後にISDB-Tmmで放送。IPDC受信機能付きWi-Fiルータ経由でiPhoneで受信するデモを行っている。

 同社代表取締役副社長の濱田淳氏は、「現在、IPDCフォーラムと京セラコミュニケーションシステムと共同で、次世代マルチメディア放送サービスを実現できるシステム提案を行っている」という。また、「デジタルサイネージや電子データ/電子書籍/ゲーム等のマルチメディアコンテンツ配信サービスなどの用途に使えるソリューションを検討している」と説明した。

 この他、ヴィレッジアイランドでは、日本のデジタルBS/CS110度放送規格であるISDB-Sに対応したモジュレーターを出展している。

IPDC/ISDB-Tmmマルチメディアソリューション

IPDC/ISDB-Tmmマルチメディアソリューション

#interbee2019

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