【Inter BEE 2010 PREVIEW】日興通信 ストリーミング放送システム iPhone/iPad対応版を展示

2010.11.5 UP

 日興通信は、ストリーミング放送システム「DVミキサー2」のiPhone/iPad対応版を展示する。放送局向けテロップ装置を開発してきた技術を生かし、品質の高いグラフィック表示を簡単に行える。

 映像は2系統の入力に対応。HDMIなどで接続したカメラと、AVI、WMVなどの映像ファイルを、スライドやキューブなどのトランジションとミックス出力できる。チャンネル切り替えや、ピクチャーインピクチャー表示も可能。WMVやH.264形式ファイルとして保存し、VOD配信を行うこともできる。

 同機はこれまでも、学校機関を中心に100式以上が稼働し、CATV局も祭りなど地域行事の映像配信に活用してきた。今回、スマートフォン向けとしてH.264形式での配信をサポートすることで、販売の拡大を図る。

 InterBEEにはこのほか、日本テレビと共同開発した3D(立体視)用オンエアグラフィック製品や、AR(拡張現実)システムを紹介する。
 なお3DCGシステムやマーカーレストラッキングシステムで知られる北海道日興通信は、同社の子会社。製品開発は北海道で行い、NIXUSブランドのもと、両社で販売を展開している。

#interbee2019

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