来場者からの声【Vol.3】

2007.11.22 UP

最終日を迎えたInter BEE 2007の会場で来場者の方々にお話を伺いました。入社間もない若手からベテランまで、音響関係者から映像・放送関係者まで、様々な分野、世代の方々のInter BEEインプレッションです。


■放送・通信機器メーカー(東京)勤務、43歳、男性

「放送関連機器の開発に携わっています。自分の手がけている製品開発にかかわる放送機材の最新動向や新製品の情報を収集するために、ここ数年、毎年足を運んでいます。今年も、各社からさまざまな新製品や新技術が発表されていて、とても参考になります。このイベントで得られた情報をもとに、実際に社内への導入を検討することもあります。会場は、広くて見やすいのですが、最後の方は疲れてしまうので、休憩所をもう少し増やして欲しいですね」


■通信機器メーカー(静岡)勤務、30歳、女性

「IPTVサミットのセミナーに参加するためにきました。展示会に来るのは今回が初めてですが、会場でもIPTV関連の情報を中心にチェックしています。実際にIPTVが立ち上がったときに当社にとって役に立つ製品、技術はないものか、いろいろなブースを見て回っています。また、仕事とは直接関係ない映像関連のブースも個人的には興味があるので、こまめに情報を集めています。とくに、映像と3Dグラフィックスを組み合わせてリアルタイム配信しているデモには、とても驚かされました」


■放送局(東京)勤務、24歳、男性

「とにかく映像・放送関連の新しい製品、技術の情報・資料を集めるためにきました。放送局なので、展示会場のほとんどのブースをチェックする予定ですが、私の担当としては大きな機材ではなく、小物を中心に情報を収集しています。たとえば、音声関連ではマイク、映像ではモニタなど。実際に導入して使えそうなものをピックアップしています。これだけの規模で放送・映像関連機器が集まるイベントは他にはないので、新しい製品を見て、触って、知識を得られる貴重な場として活用しています」


■映像関連会社(静岡)勤務、27歳、女性

「映像制作に関わるカメラ撮影を担当しています。この展示会に参加するのは初めてですが、撮影機材や映像関連機器の最新情報を収集するために足を運びました。実際に来てみた感想としては、今まで自分の知らなかったメーカーがあったり、考えていた以上に技術が進展していたり、たくさんの新しい情報を得られて満足しています。ただ、思ったよりも会場が広くて、すべて回りきれるか不安です。事前にチェックしたブースはすべて見てみたいので、これからペースを上げて見ていきたいと思っています」


■テレビ局(大阪)勤務、48歳、男性

「会社ではメディア関係の担当をしています。この展示会には毎年来ていますが、今年は、テープレス化の最新動向について情報を集めたいと思っています。各社のブースでは、とくにIPのエンコーダやデコーダ、IP通信で利用するサーバーなどIP関連の製品をチェックしています。昨年に比べて、驚くような変革はありませんでしたが、各製品とも技術的には確実に進歩していて、今年も来てよかったと思っています。イベントで収集した情報は、社内への新しい機材の導入などに役立てていきたいですね」


■映像制作会社(静岡)勤務、18歳、女性

「会社では、撮影や制作のアシスタントなどをしています。展示会には上司と一緒に勉強のためにやってきました。私はまだ業界についてよくわからないので、上司からは、いくつか大手の映像関連企業をピックアップしてもらって、どんなものが展示されているのか見て回っています。ただ、それ以外にも、見た目がかっこいいブースには思わず立ち寄ってしまいますね。個人的に気になっているのは、映像処理ソフトです。会社で使っている3Dソフトのレンダリング処理がとても遅くて困っているので、会場に展示されているような新しい製品を導入してくれるとうれしいです」


■制作スタジオ(東京)勤務、35歳、男性

「ナレーションスタジオで録音・編集に関わるエンジニアを担当しています。デジタルオーディオ関連の最新情報をチェックするために展示会に来ました。主に録音で使用するソフトウェアや機材を中心にブースを回っていますが、昨年に比べてさらに技術が進展していることを実感しています。こうした製品は、実際に録音品質を聞いてみたり、触ってみないと使い勝手がわからないものなので、この展示会はいろいろ試せるよい機会だと思っています。使いやすい製品は、ぜひ会社に導入してもらいたいですね。今年の感想としては、さらに出展数が増えていて、一度でより多くの情報が収集できるのはありがたいです。これからも、業界最先端の情報を提供していって欲しいですね」


■CATV制作会社(山梨)勤務、25歳、女性

「CATV制作に関わるPA全般を担当しています。この展示会は以前から気になっていましたが、実際に来たのは今回が初めてです。会場では、とくに音響関連機器の最新情報をチェックしたいと思っています。気になっているメーカーは、ヤマハやローランドなどで、各社のブースで担当者からお話を伺って、新製品の特徴や今後の方向性を聞いてみたいです。これからのよりよい番組制作に役立つ情報を集めて、新しい音響機材の導入なども検討していきたいです」


■音響関連企業(東京)勤務、23歳、女性

「会社では、PA関係のアシスタントを担当しています。入社してまだ間もないので、自分自身の勉強のために来ました。スピーカーなど、音響関連の機材を中心に新製品や新技術の動向をチェックしています。とくに社内では使っていない機材や、普段身近に接することのない高級メーカーの製品を実際に見て触れることができるのは、とてもよい機会だと思っています。実は、展示会に来ていることは、会社には内緒です。こっそり勉強して、知識レベルをアップして、早くアシスタントから抜け出したいと思っています」


■音楽製作(東京)、29歳、男性

「レコーディングの現場で働いており、各メーカーがいい商品を出展していると聞いたので、やってきました。仕事柄、じっくりチェックしたいのはデジタルコンソールです。Inter BEEに来るのは5回目くらいです。去年と比べるとちょっと賑やかになっていますね。Inter BEEで得られる情報量は多いので、とても役に立っています」


■PA関係(東京)、29歳、男性&PA関係(東京)、職歴4年、女性

「Inter BEEに来たのは2回目です。前回は4、5年前ですが、展示物が様変りで、かなり印象が違いますね。最近の新しい動きについていけてなかったので、キャッチアップするにはいい機会でした。立場上からすると、もっと大きな音が聞きたいですね」(男性)
「そうそう、PA関係はホールを分けて展示してほしい。スピーカーもメーカーによって音色が違うんですが、それをもう少し鮮明に聞きたいですね。それに今回、興味あったのはやはりデジタル関係です。デジタルについてもっと知りたい! 新しい情報に追いつくというのは仕事をしているとなかなかできないんですよ」(女性)

■ソフトウェアメーカー(東京)勤務、45歳、男性

「音響関連のインターネットコンテンツ制作をしています。このイベントにくるのは今回が初めてです。各展示内容は、私の仕事とは直接関係ありませんが、放送・音響関連の最新動向を知るための絶好の機会だと思っています。今、プロの現場でどんな製品が使われていて、どんな技術が注目されているのか、音響・業界のトレンドを知っておくことは、コンテンツ制作の仕事をする上での参考になると考えています」


■システム開発会社(東京)勤務、40歳、男性

「音響関連のシステムエンジニアを担当しています。仕事との関連性の高いプロフェッショナル向けの音響関連機器を中心にブースをチェックしています。とくに注目しているのは、ヤマハのデジタル関連機器とヒビノのスピーカーです。全体的には、昨年と比べて、今年の印象はあまり大きなトピックスがないように思います。前回の方が、技術的な進化が目立って、興味をひく製品が多いような気がします」

【ニュースセンター】

#interbee2019

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