【NEWS】ミハル通信 マルチスクリーンTV対応H.264エンコーダー IMCで一般初公開 多様な解像度に同時配信可能

2013.6.20 UP

参考出展したOTT向け「マルチスクリーンエンコーダー」
OFDM変調器MRシリーズ「MR3300X」の展示コーナー

OFDM変調器MRシリーズ「MR3300X」の展示コーナー

「MR3300X」。右が送信側、左が受信側

「MR3300X」。右が送信側、左が受信側

 ミハル通信は、幕張メッセで開催されたIMC TOKYO 2013で、OTT向け「マルチスクリーンエンコーダー」を参考展示した。一般公開としては今回が初となる。年内の発売を予定している。3RUの筐体にデュアル冗長機能を持つ電源を搭載し、H.264エンコーダーを10スロット搭載できる。
 1スロットのエンコーダー1基あたり最大8プロファイルの同時エンコード機能を持つ。これにより、たとえばスマートTVへの配信と同時にPC、タブレット、モバイル携帯向けに最適化したエンコード処理を実施できる。
 HD-SDIからの映像データを処理し、フルHD(1920×1080p)を8Mbpsで配信可能。このほか、スマートフォンで用いられているFWXGA(720p、1280×720、16対9)、VGA(640×480、4対3)、CIF(352×288、11対9)、QVGA(345×240、4対3)、QCIF(176×144、4対3)などの解像度に対応。
 IMC TOKYOの展示ブースでは、PC、iPad、iPhoneへの同時配信のデモを実施していた。 

■OFDM変調器「MR3300X」を実機でデモ
 昨年のInter BEEでも参考出品していたOFDM変調器MRシリーズ「MR3300X」は、今回、実機でデモをした。OFDM変調器にIP伝送機能を搭載。企業内映像コミュニケーションで、本社から複数の遠隔地(支社)での館内放送や自主放送を構築。本体のSDカードスロットから映像データを読み込んで簡易サイネージとしても活用できる。H.264で配信した映像を、受信側でMPEG2 OFDM変調し、再配信も可能だ。

OFDM変調器MRシリーズ「MR3300X」の展示コーナー

OFDM変調器MRシリーズ「MR3300X」の展示コーナー

「MR3300X」。右が送信側、左が受信側

「MR3300X」。右が送信側、左が受信側

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube