【Inter BEE 2018】メラノックステクノロジーズジャパン Video-over-IPネットワークに対応したEnd-to-End Ethernetネットワークソリューションを出展

　Mellanox Technologiesの日本法人メラノックステクノロジーズジャパンは、2018年11月14日（水）から16日（金）まで幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2018」にサーヴァンツインターナショナル社と共同出展する。ブース（ホール7 /7208）では、Video-over-IPネットワークに最適なEnd-to-End Ethernetソリューションの「Mellanox Spectrumスイッチ」、「ConnectX-5アダプタ」、「LinkXシリーズ」などをデモ形式で出展する。また、InterBEE特別企画「INTER BEE IP PAVILION」のインターオペラビリティ展示コーナーにてインターオペラビリティ実機展示や講演を予定している。

■ 高精度時刻同期プロトコル（PTP）に対応したイーサネットスイッチ「Spectrum」のSN2000シリーズを出展
　メラノックステクノロジーズジャパンは、SMPTE2059-2仕様に準拠するイーサネットスイッチでの高精度時刻同期プロトコル（PTP）への対応や、ST2110-21で規定されているパケットペーシング機能をネットワークカードのハードウェアで実現しCPUから処理をオフロードする機能の提供などを行っている。
　今回のInter BEEでは、SMPTE2059-2仕様に準拠したイーサネットスイッチ「Spectrum」のSN2000シリーズ（=上写真）を出展する。
　イーサネットスイッチSN2000 シリーズは、ポートあたり1Gb/s,10Gb/sから100Gb/sまでの幅広いポートスピードに対応、シリコン内でのゼロパケットロス、低遅延、公正な帯域幅供給など映像分野で求められるハードウェア機能に加え、SMPTE(ST)2206-5のFEC(Forward Error Correction )やSMPTE(ST)2202-6で定義されている機能、加えて、IGMPv3、PFC(Priority-based Flow Control)、OpenFlow、SMPTE2059-2準拠高精度時刻同期プロトコル（PTP）への対応、テレメトリ機能、そしてZero Touch Provisioning（ZTP）（ネットワークスイッチが故障し交換することになっても、交換後のスイッチの電源を入れるだけで、ネットワークスイッチの設定までも元に戻すことが可能な機能）など、今後のIP伝送分野で求められる機能を備えている。

■ 100Gb/sイーサネット接続用ポートを最大2つ搭載したConnectX-5 ENアダプタカードを出展
　ConnectX-5 ENアダプタカードは、100Gb/sイーサネット接続用に最大2つのポートを搭載し、ST2110-21準拠パケットペーシング機能をハードウェアで実現しCPUオフロードする。この他、光トランシーバーモジュール・ケーブル「LinkXシリーズ」の展示もデモを通して行う予定。

■ IP PAVILIONにてSMPTE ST2022-6インターオペラビリティ実機展示や講演を予定
　今年のInter BEEでは、特別企画として、次世代のライブ映像制作と配信を実現するIPライブ伝送のIP実機接続デモと、IP関連製品の解説を行う展示と各社のリレーセミナーを行う「INTER BEE IP PAVILION」を実施する。
　このIP PAVILIONのインターオペラビリティ展示コーナー（ホール3/3112）において、同社の Spectrum スイッチ「SN2410」Ethernetスイッチを使ったSMPTE ST2022-6インターオペラビリティ実機展示やリレーセミナー会場（ホール3/3114)において11月14日（水）、15日（木）それぞれ14:30-14:50に「次世代4K、8Kを支えるメラノックスのVideo over IPソリューション」と題した講演を行う予定だ。

【出展者概要】メラノックステクノロジーズジャパン（株）
■ 本社住所
東京都新宿区西新宿7-22-45　KDX西新宿ビル1階
■ URL
http://jp.mellanox.com
■ホール / 小間番号
映像制作/放送関連機材部門 /ホール7 /7208