【Inter BEE 2014 TV】ソリトン カメラ搭載型HEVC映像伝送装置「Smart-telecaster Zao」公衆モバイル回線でフルHD映像 最大4カメ同時処理 独自プロトコルで安定伝送

2014.12.5 UP

ソリトンシステムズのブース

ソリトンシステムズのブース

トランスミッションボックス(右)とレシーバー(左)

トランスミッションボックス(右)とレシーバー(左)

レシーバー。モード、停止、スタートボタンを押してストリーミング配信を行えるシンプルな操作

レシーバー。モード、停止、スタートボタンを押してストリーミング配信を行えるシンプルな操作

 ソリトンシステムズは、Inter BEE 2014に出展し、モバイル映像伝送システム「Smart-telecaster HD」シリーズの新モデルを発表した。このHEVCコーデックを採用した新モデル「Smart-telecaster Zao」は、3G/LTEやWiMAXなどの公衆モバイル回線を利用してリアルタイム映像配信できる。最大Full HD(1920x1080、4:2:0、8bit)で、ビットレートは最大10Mbps。オーディオエンコード形式はVorbis。通信暗号化はAES 256bit。
 エンコード処理をH.265/HEVC形式(Main profile、Level1-4)にしたことで、同じビットレートでも高画質でライブ中継が可能になった。また、独自のプロトコル「RASCOW」 (Real-time Auto Speed Control based-on Waterway model)と組み合せることで、帯域が不安定な環境においても継続して安定した映像伝送を行えるという。 
 カメラに接続して伝送をするトランスミッションボックスは従来より小型・軽量化(123x160x46mm、900g)している。レシーバー1台で最大4台のトランスミッションボックスに対応でき、1つのユーザーインタフェースで4つの素材映像を管理できる。販売は来年3月を予定。現行シリーズと同様に、スマートフォンでコントロールできるアプリも同時にリリースされる。
 会場ブースではこのほか、9月に発表した「Smart-telecaster HD」の最新バージョン3.0や、モバイル中継アプリ「Smart-telecaterSmart-telecaster ML」の最新版(iOS8対応)が紹介された。

【ソリトンシステムズ】
本社:東京都新宿区新宿2-4-3
URL:http://www.soliton.co.jp

ソリトンシステムズのブース

ソリトンシステムズのブース

トランスミッションボックス(右)とレシーバー(左)

トランスミッションボックス(右)とレシーバー(左)

レシーバー。モード、停止、スタートボタンを押してストリーミング配信を行えるシンプルな操作

レシーバー。モード、停止、スタートボタンを押してストリーミング配信を行えるシンプルな操作

#interbee2019

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