【Inter BEE 2018】創立50周年を迎えたDan Dugan Sound Design オートマチックミキサー新製品を国内初出展　DanDugan氏が来日し自らプレゼンテーション

　創立50周年、またInterBEE出展5周年を迎える米Dan Dugan Sound Designは、2018年11月14日（水）から16日（金）まで幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2018」に有限会社デジコムと共同出展する。ブース（ホール2/2317）では、Dan Dugan氏のプレゼンテーションや新製品のオートミキサー「Dugan Model E-2A」（上写真）のデモンストレーションを実施する。また、MADIインターフェイス搭載64chオートマチックミキサー「Dugan Model M」、Danteインターフェイス搭載64chオートマチックミキサー「Dugan Model N」の最新バージョンも展示する。

■ 新製品のオートミキサー「Dugan Model E-2A」をデモンストレーション
　「Dugan Model E-2A」は、Dugan Model E-2に代わる新製品で、既存のアナログ・ミキサー及びデジタル・ミキサー(ADAT接続)へインサートすることでオートミックス機能を追加することが可能なモデル。最大12ch、またADAT接続では16chのオートミックスが可能だ。スピーチシステム、ミュージックシステムを搭載し、ダイレクトアウトを使用したポストフェーダー信号のミックスに便利なマトリクスミキサーを内蔵する。なお、Dugan Control Panel for Java、またiPad用アプリDugan Control Panel for iPadを介してのリモートコントロールが可能。

■ オートミキサー「Dugan Model M」と「Dugan Model N」の最新バージョンも展示
　Dugan Model Mは、MADIインターフェイスを搭載した64chオートマチックミキサーで、OpticalとBNCのMADIコネクタを装備。Dugan Model Nは、Danteインターフェイスを搭載した64chオートマチックミキサーで、リダンダントモード及びデイジーチェーンモードをはじめ、各種設定可能な4つのネットワークポートを装備。またAES67、デバイスロック、Dante Domain Managerに対応。どちらのモデルも96kHzサンプリングレート、Power over Ethernet（PoE）に対応する。

　今回の「Model M」と「Model N」のアップデートには、6つの内部ミックスバスが追加されており、今までポストフェーダーインサートが不可能だったミキサーのダイレクトアウトを接続し、オートミックス後の信号をサミングしてミキサーに戻すなど、任意の入力信号を直接ルーティングして出力することができる。

　この他、Dugan各モデルに対応したフィジカルコントローラー「Dugan Model K」やAES/EBU対応オートミキサー「Dugan Model E-3A」、 Yamaha Mini-YGDAI対応オートミキサーカード「MY16-Dugan」も展示する。

【出展者概要】Dan Dugan Sound Design, Inc.
■ 本社住所
290 Napoleon St. Unit E, San Francisco, CA 94124, USA
■ URL
http://www.dandugan.com
■ ホール / 小間番号
プロオーディオ部門 /ホール2 /2317