【NEWS】計測技術研究所 4K-8K アップコン技術を 工学院大学と共同開発し製品化 Inter BEE 2013でデモを実施

2013.11.7 UP

 工学院大学情報学部情報デザイン学科の合志清一教授の研究グループと計測技術研究所は、4Kのテレビ信号を8K表示へとリアルタイムに処理する超解像技術の開発に成功した。11月13日から15日まで、千葉・幕張メッセで開催するInter BEE 2013」において、計測技術研究所のブース (ホール7/7001) で展示する。
 両者は昨年、2Kから4Kへの超解像技術開発を行っており、計測技研ではこの超解像技術を用いた4Kアップコンバーターユニット「FEシリーズ」を、この春に出荷開始している。
 今回の4Kから8Kにおいても、本来映像が持つナイキスト周波数を超える周波数成分の生成、再生可能にすることで実現した。非線形信号処理方式を採用することで、かつてないレベルの高精細化を実現し、くっきりと鮮明な8K変換映像の生成を可能にしたという。
 工学院大学としては、同技術は高精細テレビをはじめ、監視カメラ放送設備、映画設備、内視鏡、画像・映像復原などの応用が期待できるとし、引き続き産学連携で、この技術の活用を推進していくとしている。 

写真:FEシリーズのA5-BOXモデル。独自超解像技術の低遅延性を活かしたフレーム内処理に着目し、回路規模を小さくして全体的にコンパクトユニットにした。横は、赤外線リモコン。奥は、専用コ ントロールサーフェースとソフトウェアをセットにした「FE
Control Tools」

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube