【Inter BEE 2014】NHKアイテック 「多機能型デジタルサイネージシステム」「広帯域光伝送装置」など多様なソリューションを展示

2015.1.15 UP

NHKアイテックのブース

NHKアイテックのブース

多機能型デジタルサイネージシステム

多機能型デジタルサイネージシステム

広帯域光伝送装置

広帯域光伝送装置

■NHKニュースを自動受信できる多機能型デジタルサイネージシステム
 「多機能型デジタルサイネージシステム」は流れる文字でニュースを表示することのできる卓上タイプの電光表示器で、最大の特徴はNHKニュースが放映可能なことである。営業本部副部長の佐々木文彦氏は「最新のNHKニュース主要7項目(約70~80文字)をインターネット経由で受信し、自動的に表示できる。NHKグループならではの強みを生かし、他社の同様な端末との差異化を図っている」と話す。放送・通信ネットワーク事業部営業部副部長の清水利紀氏は「そのほかにもオリジナルテキストや緊急地震速報、津波警報などの情報も放映可能。46型液晶ディスプレーを装備したスタンドタイプも含め多くのラインアップで使いやすい端末を提供している」と話していた。

■受信システムの構築を簡便にする「広帯域光伝送装置」
 「広帯域光伝送装置」は、光ケーブルを通じてTV放送波を伝送する装置で、デジタル放送全チャンネルのうち指定の8波を同時伝送できる。佐々木氏は「特長の1つは、光ケーブルさえあれば受信所への電源を必要とせず、TV放送波の遠隔受信における電源の問題を解決し受信システムの構築を簡便にする。また受信所と送信所を光ケーブルで接続しているため、受信所への落雷被害が伝送線を伝わり送信所機器を破損する恐れがない」と説明していた。

■「防災情報発信型Wi-Fiシステム」は、平常時は通常のWi-Fiポイントとして使用
 「防災情報発信型Wi-Fiシステム」は、平常時は通常のWi-Fiアクセスポイントとして行政情報や観光情報などを発信し、災害時にはWi-Fiマルチキャスト方式により避難所や市役所、病院などに設置したアクセスポイントから放送型の情報発信をスマホやタブレット等の端末に向けて配信可能なシステムで無線局の免許は不要である。
(※2014年11月19日〜21日、幕張メッセで開催したInter BEE 2014の出展内容のレポートです)

NHKアイテックのブース

NHKアイテックのブース

多機能型デジタルサイネージシステム

多機能型デジタルサイネージシステム

広帯域光伝送装置

広帯域光伝送装置

関連URL

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube