【NEWS】パナソニック VARICAM 35用V-RAW記録パッケージ「VARICAM PURE」をCODEX社と共同開発　4K 120fpsの非圧縮記録 従来より157mmコンパクトに

　パナソニックは9月6日、CODEX社と共同で、VARICAM 35のカメラモジュール「AU-V35C1G」に直接接続できるV-RAW2.0レコーダー「AU-VCXRAW2」（CODEX社製）を開発したと発表した。同モジュールとV-RAW2.0レコーダーのパッケージを「VARICAM PURE」として、2016年冬に発売する。オランダで開催するIBC 2016の自社ブースに出展する。
　「VARICAM PURE」は、VARICAM 35のカメラ部に直接接続し、4K解像度で120fpsの非圧縮RAW信号をCODEX社のCapture Drive2.0に記録。昨年7月には、 非圧縮のV-RAW記録が可能なCODEX社のV-RAWレコーダー接続に対応。今回は新開発のV-RAW2.0レコーダーにより、本体の長さが157mm短くなり、機動性を高めている。
　CODEX社のCapture Drive2.0は、PCIeベースのフラッシュストレージ。1TB、2TBの容量を持ち、最大20Gb/s（2500MB/秒）の記録が可能。
　記録されたデータはCODEX社のProduction Suiteを使用することで、V-RAWデータ、ProRes、DNxなど多彩なデータ形式に変換ができ、既存のワークフローでの運用に幅広く対応する。
　V-RAWは、VARICAM 35に搭載したスーパー35mmサイズ4Kセンサーが出力するRAWデータ。業界最高レベルの14＋ストップのワイドダイナミックレンジを実現しており、4K解像度で最大120fpsの非圧縮RAW信号が記録可能。

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