【InterBEE 2012】Nexto DI メモリーカードのデータを簡単にバックアップできる「NVS-Air」を出展

2012.11.16 UP

「NVS-Air」の本体
Nexto DIのブース

Nexto DIのブース

 Nexto DI(映像・放送関連機材部門、#6106)はメモリーカードバックアップ機器の「NVS-Air」を出展している。データを安全・確実にバックアップできるため、メモリーカードの使い回しが可能になる。バックアップしたデータは外付けのハードディスクに保存が可能。高額な大容量メモリーカードを大量に用意する必要がなくなるため、コスト削減につながる点をアピールしている。

■32GBのデータを5分程度で高速バックアップ
 「NVS-Air」はNexto DIが従来から提供しているメモリーカードバックアップ機器「NVSシリーズ」の最新機種。多彩なメモリーカード(P2、SxS、SD、CF)やファイルシステム(FAT32、exFAT、UDF)をサポートする。
 機器側面のスロットにメモリーカードを装着し、画面のメニューに従い簡単なボタン操作で高速にバックアップを行える。1GBのデータなら10秒程度でコピーが可能。32GBのデータでも5分程度でコピーが完了するという。本体の記録媒体は750GBのHDDタイプと、512GBのSSDタイプがある。
 USB3.0とFireWireに対応し、外付けのハードディスクを接続可能。本体と外付けディスクに同時にバックアップすることもできる。バックアップしたデータは本体の画面上で表示・編集することも可能だ。データが確実にバックアップできたことを確認できる上、データの不要な部分を削除するなど簡単な編集作業も行える。

■Wi-Fiでスマートデバイスと接続し、表示・編集が可能
 新機種では従来シリーズになかったオーディオジャックが追加されている。ヘッドフォンをつなげば、記録されているオーディオも同時に確認できる。Wi-Fi機能も追加された。iPhone/iPad/Android端末とWi-Fiで接続することで、より大きな画面でバックアップしたデータの表示・編集を行える。
 持ち運びできるコンパクトなサイズなので、撮影現場でその場でバックアップすれば、データの安全な保管が可能になる。またバックアップ後にメモリーカードのデータを消去すれば、カードの使い回しができる。大量にメモリーカードを用意しておく必要がなくなり、コスト削減にも効果があるという。
 国内では同社の代理店であるゲート(東京都千代田区)を通じて販売する。発売開始は2013年3月を予定している。価格は一台20万円程度の見込み。

Nexto DIのブース

Nexto DIのブース

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