【NEWS】エプソン レーザー光源搭載の空間演出市場向け小型プロジェクターを発表 3LCD方式2000ルーメン、メディアプレーヤー内蔵、3200K〜10,000Kまで自由に設定可能

2018.2.28 UP

ブラックタイプの『EV-105』(上写真はホワイトタイプの『EV-100』)

ブラックタイプの『EV-105』(上写真はホワイトタイプの『EV-100』)

豊富な入力インターフェース

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 エプソンは2月27日、レーザー光源搭載プロジェクターの新商品として、空間演出市場に向けたライティングモデル『EV-100』『EV-105』の2機種を5月上旬から発売すると発表した。オープンプライスで店頭予想価格は19万円台。同製品を含め、ビジネスプロジェクターの販売台数は、今後1年で約15万台を予定しているという。

 小型で円筒型の形状をしており、映像投写と同時にスポットライトとしても使用できる。色温度は、3,200K(ケルビン)~10,000Kまで自由に設定でき、暖かみのある光からクリアな光まで、利用シーンに応じた演出を実現。
 投写角度を360度自由に変更できるため、設置位置からさまざまな場所への投写が可能。3LCD方式採用により、全白もカラーも同じ2,000lm(ルーメン)。解像度はWXGA。
 3LCD方式のプロジェクターは、RGBの3色を同時に投写するため、時分割方式による投写と比べカメラ撮影などでノイズが出ない。そのため、スマホなどによるSNS用撮影などでも鮮やかな写真が撮れるという。

 レーザー光源に無機素材を採用したことで、20,000時間メンテナンスフリーとなりランプ切れの心配がなく長時間稼働が可能。
 インターフェイスには、有線/無線LAN、USB、音声出力、HDMI、SDカードスロットなどが用意されている。本体にプレーヤーを内蔵し、外付けのメディアプレーヤーを使用せずに、SDカードから映像などの再生が可能。

 また、「Epson Projector Content Manager」によって、再生リストの作成ができ、オリジナルフィルターの適用や投写スケジュール設定なども簡単にできる。
 ネットワーク接続時によって、最大16台のプロジェクターから同時にコンテンツを再生できる。
 
 発売前にすでに、さまざまな現場で導入を進めているという。下記は実際の導入事例。
 ○テーマパーク:サンリオピューロランドにおける館内トイレの演出。
 ○商業施設:PARCO名古屋店における施設共用部での映像による空間演出・情報発信。
 ○オフィス:PARCOグループ本社の総合受付にパルコスペースシステムズ提供の「COMPACT MAPPING®」によるロゴ演出。
 ○保育・教育施設:ポピンズナーサリースクールに新設認可保育所内壁面への映像投写による空間演出。

編集:Inter BEE 2018 ニュースセンター

ブラックタイプの『EV-105』(上写真はホワイトタイプの『EV-100』)

ブラックタイプの『EV-105』(上写真はホワイトタイプの『EV-100』)

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#interbee2019

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